- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道黒松内町
- 広報紙名 : 広報くろまつない No.567 令和7年8月号
■応急処置の方法
最新の熱中症警戒情報は、環境省のHPで確認できます。
また、環境省公式LINEでは最新の警戒状況が確認できます。
■保健師さんに聞いてみた
熱中症対策のためには水分補給が必要ですが、つい忘れがちになってしまうこともあります。外出前や入浴、睡眠前など何らかの行動と関連付けて水分補給を行うことがおすすめです。
特に、年齢を重ねると暑さを感じにくくなり、体温を調整する機能も低下します。体内の水分量も減少するため、のどが渇いたと感じなくてもこまめに水分補給する習慣を身に付けましょう。
また、外出をする際には飲み物を持つことはもちろん、塩飴などの塩分、糖分を補給できる物を持っておくと効果的です。
その他、農作業や庭の手入れなど外での作業を行う場合には、熱中症の症状が出ていても疲れや寝不足として片づけてしまい重症化してしまうことがあるため、少しでも違和感を覚えたら、休息や日陰に入るなどの対策を行うようにしましょう。
厚生労働省の「熱中症予防のための情報・資料サイト」にもわかりやすい情報が掲載されています。是非御活用ください。
■栄養士さんに聞いてみた
気温が上がると食欲がなくなったり、冷たいものを多く摂取するようになりますが、暑い夏こそしっかりとした食事と水分補給、そして休息が必要です。
暑くなると汗と一緒にたくさんのビタミンやカリウムを消費してしまいます。こうした栄養を補給するためには、とろろやオクラといった粘り気のある食材を取り入れたり、トマトや枝豆といった夏野菜を積極的に摂取することが効果的です。
その他、レモンや梅干しなどの疲労の原因となる乳酸を排出する機能を持つクエン酸を多く含む食べ物やウナギや豚肉といった疲労回復・食欲回復に効果的なビタミンA・Bを多く含む食材も効果的です。
暑い夏こそ、日々の食事や睡眠をしっかりとり、熱中症予防を行いましょう。
◇夏バテ対策に!簡単!おすすめ献立
オクラねばねばうどん
(材料:2人分)
冷凍うどん…2玉
冷凍オクラ…100g
梅干し…2個
かつお節…適量
大葉…6枚
めんつゆ…120ml
(作り方)
(1)冷凍うどんは、ひと袋ずつ600Wのレンジで3分20秒加熱し、冷水で冷まします。
(2)オクラは耐熱容器に入れ、600Wで2分30秒加熱し、食べやすく刻みます。
(3)梅干しはほぐしてめんつゆと混ぜておく。大葉は手でちぎる。
(4)皿にうどん、オクラ、かつお節、大葉を盛り付け、(3)のめんつゆをかけていただきます。
■黒松内版涼み処で暑さをしのぎましょう
町では、熱中症を予防するために高温が予想される日の日中に冷房を設置している公共施設を「涼み処」として開設しています。
▽開設タイミング
6月23日(月)~9月19日(金)
高温(30℃以上)が予想される日の午前10時から17時まで
▽開設施設
・町コミュニティー防災センター
・町総合体育館(休館日を除く)
・ふれあいの森情報館(休館日を除く)
・白井川地区コミュニティセンター(土日祝を除く)
※コミュニティ防災センターは「体育館」「情報館」の休館日にのみ開設します。
開設する日については、防災無線及び町公式LINEを御確認ください。