- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道ニセコ町
- 広報紙名 : 広報ニセコ 令和7年12月号
先日、フランス南部のトゥールーズ都市圏へ出張しました。トゥールーズは航空機メーカー・エアバスの本社があるなど、航空宇宙産業の中心地として有名です。そのため、学生や研究者など移住者も多く、年々人口が増加しており、工場跡地を再開発した新しい地区も生まれるなど、今注目を集める自治体です。
特に印象に残ったのは、公共交通機関です。トゥールーズではバスや地下鉄、トラム(路面電車)が整備されており、タッチ決済対応のクレジットカードがあれば、改札にカードをかざすだけで乗車でき、乗車券を別途購入する必要がありません。
一方、首都パリでは少し事情が異なります。市内のバスや地下鉄、トラムは、今年から紙の乗車券が廃止され、ICカードを購入し、繰り返しチャージして使う方式に変わりました。また、2024年に開催されたパリオリンピックに合わせてスマートフォンアプリが導入されましたが、改札での読み取りが甘く、通過できないこともあるなど、まだまだ快適な乗車体験とは言えない状況にあります。
トゥールーズ以外の都市でもタッチ決済対応の公共交通機関を多く利用しましたが、この方式は世界的に主流になりつつあります。導入には一定のコストがかかると思いますが、旅行者の利便性向上やトラブル防止の面でも効果的です。空港や駅など、「入口」となる場所や交通の整備状況は、そのまちの進歩を表す指標だと感じました。
