- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道ニセコ町
- 広報紙名 : 広報ニセコ 令和8年1月号
地域活性化センターに出向中の小西です。先日、香川県東かがわ市とさぬき市へ官民連携の取り組みを学びに行ってきました。
東かがわ市では水産資源の減少という課題を解決するため、市・漁協・企業・大学などが一体となり、新しい牡蠣(かき)養殖事業を立ち上げていました。市は事業の大きな方向性を示しつつ、民間が柔軟に挑戦できるよう業務委託を行い、“官と民で共に挑む”体制を整えていました。また、市の担当者が地域を徹底的に調べること、現場に足を運び続けることが信頼を生み、官民連携による挑戦を前に進める力になっていることが印象的でした。
さぬき市では、海岸沿いの「ウラツダ」と呼ばれる約1キロメートルの小さなエリアで、民間が主導するまちづくりが進んでいました。まず、人を呼び込み、まちを動かす“起点となるモデル店舗”を作り、それを見た人が「ここなら挑戦できる」と感じられる雰囲気づくりが行われていました。その上で、新店舗の誘致や「ウラツダ」という名称の発信など、段階的に地域の魅力を高める工夫が続けられていました。市は民間のスピード感や市場の視点を尊重し、必要な場面で制度を活用して支援する“伴走役”として関わっており、官民がそれぞれの得意分野を生かすことで小さな地域から挑戦による確かな成果が生まれていました。
国内外から注目を集めるニセコ町だからこそ、行政と民間の強みを生かして連携し、課題に応じた新たなサービスや事業に挑むことで、さまざまな産業と住民の暮らしが調和し、さらに魅力的で活気ある地域へと成長できると感じました。
