くらし 新年のご挨拶 留寿都村議会議長長尾道則

留寿都村の皆さま、新年明けましておめでとうございます。
留寿都村議会を代表し、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
村民の皆さまには、新たな希望を胸に新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、旧年中は村議会の活動に対しまして、ご理解とご支援を賜り、心より厚くお礼申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、米国ではトランプ大統領の2期目の政権がスタートし、輸入品に対する関税を引き上げる相互関税政策など、「自国第一主義」に基づく政策を次々に打ち出し、さらに、中東地域における紛争の拡大・長期化など、国際社会は分断と対立を深めています。
日本国内の政治に目を向けると、7月の参議院選挙で与党が過半数を割リ、新たな枠組の下で新政権が発足しましたが、台湾有事に関する国会答弁を巡って日中の溝が深まり、関係修復の有効な打開策が見いだせない状況が続いています。
こうした動きは、日本の安全や経済にも多大な影響をもたらすものであり、関係国のみならず国際的な協調の下で秩序が再構築され、世界の平和と安定につながることを強く願うところです。
昨夏は全国的に猛烈な暑さに見舞われた中で、北海道の夏が42年間で4週間長くなり、春と秋が短縮していたことが大学の研究グループの調査で明らかになりました。
これは、「地球温暖化」に伴う海面水温の上昇が主な原因とされており、今後も温暖化が止まずに進行するならば、村の基幹産業の農業でも「新顔作物」の導入支援など、広い視野からの政策立案が必要になるでしょう。
令和8年に向けた村政の課題として、引き続き人口減少社会を見据えた村づくりを全力で推進しなければなりません。このため、折返しを迎えた「第6次留寿都村総合計画」の前期基本計画の成果と課題をしっかり検証し、後期5か年間の基本計画に反映させ、これらを着実に実施することが重要です。
さらに4月から施行される「留寿都村宿泊税条例」に基づき、村の観光振興を図るための財源を確保し、村の魅力を高める様々な施策の展開によって、外からの人やモノの交流を促すことが村の活性化につながるものと考えております。
村議会は、議員の責務と役割の重さを強く自覚し、村づくりに対する皆様の声を聴き、執行機関と是々非々の議論を通じて、これからの時代にふさわしい地方自治の確立に全力を尽くしてまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、新しい年が村民の皆様にとって笑顔あふれる、実り多き年となりますことを心よりお祈り申し上げまして、新春のご挨拶とさせていただきます。