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■農高のおみせへいらっしゃいませ
今年度も倶知安農業高校が行う「農高のおみせ」が、7月より営業されています。
7月16日(水)と8月21日(木)には、同校の生徒が育てた花や野菜、加工品のトマトジュースや肉など約20品が並べられ、それらを求めて多くの町民が会場の中小企業センターを訪れました。生徒は慣れないながらも、あいさつや商品の受け渡しなど、一生懸命に接客を行いました。
店頭に立つメンバーは1年生が中心で、生産から販売までの過程に携わり、消費者である町民などと直接コミュニケーションを取ることで、生産者として意識すべき点などを身に付けていきます。
今年度の「農高のおみせ」は、4回にわたって倶知安町中小企業センターで開催されます。次回以降の開催は、9月18日(木)と11月13日(木)の2回が予定されています。

■子どもたちが高速道路について知る
実際に高速道路を利用して、高速道路の利便性や開通後の生活の変化などを考えることを目的に、しりべし高速交通ネットワーク推進会議(しりべしに高速道路を実現する会)が主催する「高速道路体験バスツアー」が8月7日(木)に実施され、小学校高学年約25名が参加しました。
参加者は、新稲穂トンネルの工事現場を訪れ、特殊なゴーグルで工事現場を見学したり、発破掘削の音や風圧をトンネルの外から体験したりしました。
その後は、高速道路が開通することのメリットなどの説明を受け、高速道路で使用されているアーチ橋について知るため、紙で作った模型を使った実験で強度を体感しました。

■キャッチボールと地域貢献で交流
7月25日(金)、倶知安高校と倶知安中学校の各野球部と、中学生の硬式野球チーム「ようていボーイズ」、小学生の軟式野球チーム「倶知安グランツ」、社会人の軟式野球チーム「後志パドレス」に所属する選手たち約80人が、地域貢献を通じて交流を深めました。
参加した選手たちはチームに関係なくグループを作り、グループごとに駅前通りと子どもたちの通学路である町道西大通北線に落ちているたばこの吸い殻やポイ捨てされたごみなどを拾いながら、野球の話などで関係を深めました。
その後、北陽小学校のグラウンドで、年代の垣根を超えて、キャッチボールを行いました。

■Shiribeshi(しりべし)の魅力を学び未来を考える
インターンシップや地域交流を通じて、後志地域の魅力を知ってもらう「ShiriBeshiグローカルインターンシップ(主催…後志総合振興局)」のサマープログラムが、ニセコひらふ地域などの企業で約1カ月間行われています。
8月9日(土)に町内ホテルで行われた事前研修では、「対話を通して後志を深く知ること」をテーマに、この地域で働く7名のゲストがこれまでの自身のキャリアや後志での生活について話し、参加者からのさまざまな質問に答えました。
その後、参加者は2030年の後志を想像し、自分が期待する「ShiriBeshiの未来」について、「多様な文化や価値観が尊重されてほしい」、「帰ってきたいと思える地域になってほしい」など、それぞれの考えを発表しました。

■絵本館が映画館にミニシアター開催
子どもたちが町内で映画を楽しめるようにと8月6日(水)に「くっちゃん子どもミニシアター」が開催されました。
当日は、子どもたちが本への興味を持つきっかけになるように、絵本館で原作の書籍や絵本が貸し出しされている「チャーリーとチョコレート工場」が上映されました。絵本館に集まった約20名の子どもたちは、映画について話しながら、くつろいだ様子で楽しんでいました。
このミニシアターは、現在建設予定のプール絵本館複合拠点施設での映画上映などの使い方の検討も踏まえています。
次回は、冬の開催を予定しています。

■町の特定外来生物を駆除しよう
黄色い花が特徴である特定外来生物のオオハンゴンソウが、町内各地で増え続けています。
7月26日(土)、倶知安風土館のイベント「倶知安いきもの調査隊」にて、百年の森公園のオオハンゴンソウ除去活動が行われました。
当日は、倶知安自衛隊駐屯地の隊員を中心に約20名が参加し、百年の森公園前管理人の宮﨑守さんと、花の見分け方や除去する際の注意点の確認を行ってから、スコップを使用して作業が行われました。

▽特定外来生物とは?
海外から日本へ入ってきた外来生物のうち、生態系や人、農林水産業に被害を及ぼすもののことを言います。指定されている生物は、輸入や飼育、譲渡などが禁止されています