- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道奈井江町
- 広報紙名 : 広報ないえ 令和7年6月号
■人生の終わりまで、あなたはどのように過ごしたいですか?もしもの時のために「人生会議」
誰でも、いつでも、命に係わる大きな病気やけがをする可能性があります。
命の危険が迫った状態になると、約70%の方が医療やケアなどを自分で決めたり、望みを人に伝えたりすることが、できなくなると言われています。
自らが希望する医療やケアを受けるために、大切にしていることや望んでいること、どこでどのような医療やケアを望むかを自分自身で前もって考え、周囲の信頼する人たちと話し合い、共有する取り組みを「人生会議(ACP…アドバンス・ケア・プランニング)」と言います。
信頼できるご家族や身近な人と、話し合っておくことで、将来もし意思決定能力がなくなっても、話し合いや書き残したものから、医療スタッフやご家族に、自分の意思を尊重して最善の方法を選択してもらうことができます。
心身の状態に応じて意思は変化することがあるため、何度でも、繰り返し考え、自らが望む、人生の最終段階の医療・ケアについて話し合ってみましょう。
問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】65-2119