- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道栗山町
- 広報紙名 : 広報くりやま 令和7年6月号
◆町民皆さんと「町の将来像」を共有!
町民の皆さん、こんにちは。木々の緑が色濃くなる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
新年度に入り、本町のまちづくりの根幹を支えていただいている、様々な団体などの総会に出席し、日頃のお礼と今後の活動に対する激励をさせていただきました。
現在、60程の団体が、福祉・教育・産業など幅広い分野で活動されています。
近年、会員の減少や高齢化などにより、各団体の活動も厳しさを増してきている中ではありますが、栗山町の振興発展に尽くす使命感と熱意には、頭が下がる思いであります。
いつも元気と勇気をいただいている各団体の皆さんに、心から感謝と敬意を表するとともに、その思いを、しっかりと受け止め、今後の町政を進める決意を新たにしたところであります。
さて、4月23日から5月2日までの間、町内5会場で、春の「まちづくり懇談会」を開催し、113人の町民皆さんにご参加いただきました。
参加された皆さんからは、新町通りの進捗状況や道の駅の整備計画、町営バスの利用促進、町内3小学校の統合、地域公共交通の確保など、様々な視点からのご質問や貴重なご意見などをいただきました。
町では、今回のまちづくり懇談会でのご意見などについて、実施の有無を含め精査し、決して聞きっぱなしにすることなく、今後の施策・事業に活かしてまいります。
5月8日には、町長2期目の「任期最終年を迎えて」という企画で、株式会社空知新聞社(プレス空知)より、公約の進捗状況や栗山町が抱える問題点、任期最終年度の重点項目、残任期間の決意や抱負などについてインタビューを受けました。
町にとって一番の課題は、やはり人口減少対策です。
現在の人口が約1万人、以降、人口減少が加速化し、高齢者人口が最大となる2040年には8千人を切り、2060年には、現在の人口の半分以下にまで減少することが見込まれています。
このような状況に対処していくためには、人口規模に応じたまちの形態・規模に転換していくことが求められます。
その一方で、町の将来を見据え、今、取り組むべき施策・事業もあることから、今後の町政の推進にあたっては、これまで以上に「選択と集中」「優先度の見極め」「先見性」が求められることになります。
簡単な道のりではありませんが、まずは町民皆さんと「町の将来像」を共有し、進むべき方向性を定めてまいりたいと思います。
町長2期目も、残すところ一年を切りましたが、町政課題の解決と栗山町の持続的発展、また次代を担う子どもたちに、町財政を含め健全な状態でバトンを繋ぐまちづくりという、私に与えられた一番大事な仕事を遂行するため、今後も持てる力の限りを尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
町民の皆さん、今月7日(土)に町内小学校の運動会が行われます。また、今月28日(土)・29日(日)には、栗山町民球場で栗山高校女子野球部の試合があります。
栗っ子たちの頑張る姿を応援に出かけてみませんか!
今月も、どうぞよろしくお願いいたします。
栗山町長 佐々木 学
▽行事
・各団体などの総会に出席
・町内5会場での春のまちづくり懇談会
・空知新聞社(プレス空知)取材対応
・小林酒造製造棟新築工事地鎮祭
・栗山天満宮春の祈念祭
・第35回田植え体験ツアー
・栗山高校女子野球部の激励会
・朝日産業株式会社廣岡延博社長と富士在住の長尾康司さんに感謝状贈呈
※5月号に掲載した写真に誤りがありました。お詫びして訂正します。
▽来客
・北海道電力ネットワーク株式会社栗山ネットワークセンター山口宏所長
・栗山郵便局の川上紀亜希局長
・北海道電力株式会社道央統括支社の山本温仁支社長
・空知教育局の金田敦史局長
・栗山町月見草の会の横岡光子会長、土田清美副会長
・栗山町社会福祉協議会ケアラー支援室の吉田義人参与
・株式会社栗山ハイヤーの藤柳喬社長
・北海道運輸局札幌運輸支局の久原賢一支局長
▽今月の主な動向
※変更の場合もあります。