くらし 議会だより No.190(3)

■審議された事件と結果
▼第1回浦臼町議会臨時会〔1月29日開催〕
○専決処分した事件の承認されたもの
・令和6年度浦臼町一般会計補正予算(第10号)

▼第1回浦臼町議会定例会〔3月5日~17日開催〕
○条例等の審議と結果
・職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について -可決-
・浦臼町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例について -可決-
・電子情報処理組織による戸籍等事務に関する事務の委託に関する規約の変更について -可決-
・浦臼町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について -可決-
・浦臼町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について -可決-
・浦臼町中小企業振興条例の一部を改正する条例について -可決-
・浦臼町自然休養村センター設置及び管理条例の一部を改正する条例について -可決-
・浦臼町議会の個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例について -可決-
・特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について -可決-
・証人等の実費弁償に関する条例の一部を改正する条例について -可決-
・浦臼町長等の給与に関する特例措置条例の一部を改正する条例について -可決-
・浦臼町職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例について -可決-

■意見書
原案のとおり採択し、関係各省庁に提出しました。
・刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書

○令和6年度予算の補正されたもの

■令和7年度各会計予算を決定しました
一般会計は前年度から21.1%増の41億2,500万円
3月10日・11日に予算審査特別委員会を開き、令和7年度浦臼町各会計歳入歳出予算などを審査しました。委員会では多くの質問がありましたので、いくつかご紹介します。

■特別委員会報告
予算審査特別委員会に付託された浦臼町長等の給与に関する特例措置条例の一部を改正する条例、浦臼町職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、証人等の費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、浦臼町一般会計予算、国民健康保険特別会計予算、後期高齢者医療特別会計予算、下水道事業会計予算について、慎重な審議の結果、原案可決すべきと決定した。
令和7年度一般会計予算の総額は41億2500万円となり、歳入では、町税が前年対比6.1%増の1億8267万3千円、地方交付税が前年同額の15億円のほか、財政調整基金から6億3928万2千円の繰入となっている。歳出の主なものとして、スクールバス2台の更新、塵芥収集車の購入、道の駅関連事業、DX関連事業等が予定されている。
また、町立診療所の建替工事が2年目になり、財政の健全化に向けて、長期的な計画を持って財政運営に努めていただきたい。(砂場委員長)

■ふるさと納税返礼品のカタログ
Q.今後、返礼品の価格が変動する可能性があると思うが、返礼品の価格が年度内に変更された場合のカタログの取り扱いは。

A.昨今の米事情もあり、昨年はお米の寄付金額を数回変更している。寄付サイトについては随時価格の変更が可能だが、一度手元に届いたカタログは変更することができないので、寄付の前に価格の変更がないか連絡・確認をいただくように文書でお知らせすること考えている。(総務課主幹)

■ジビエ処理加工センター
Q.産業廃棄物処理業務委託料として年4回の産廃処理を計画しているが、これは減量化施設での減量が間に合っていないためでは。減量化施設を大きくすれば、この処理業務はいらなくなるのか。また、将来的な計画はあるのか。

A.事業開始にあたって年間800頭の処理量を計画し減量化施設を建設したが、現在の搬入量は年間2000頭を超え、処理が追いついていない状況にある。施設の建て替え等については、申請できる補助金や施設の大きさ等を含め、検討を進めている。(産業課長)

Q.2000頭のうち1900頭は町外から持ち込まれていると思うが、減量化に係る経費は全て浦臼町が負担している。広域的に受け入れることはシカの害を減らす意味でも良いと思うが、他の市町村に多少の負担を求めても良いのでは。

A.施設の稼働時に空知管内の各市町を回り、減量化に係る負担を求めないので利用してもらいたいと説明した経過がある。改めて各市町に負担を求めることは難しいと考えている。シカを持ち込んだ方から処理料として一部負担していただく、あるいは持ち込んだ際の買取料金から一部をいただくなど検討したい。(町長)