- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道妹背牛町
- 広報紙名 : 広報もせうし 令和7年9月号 vol.778
「わたしのもせうし時間」は、妹背牛町で暮らす人たちにスポットを当てた不定期企画です!
■歯科技工士から転身 三山さんが地元・妹背牛神社の宮司に
旭川市で歯科技工士の仕事をしていた三山真司さんは、故郷の妹背牛町に帰郷し、妹背牛神社の宮司として第二の人生をスタートさせました。
深川西高を卒業後、旭川市の専門学校で歯科技工士の資格を取得。そのまま市内で仕事を続け、10年前に開業しました。
精力的に仕事をこなす一方、休日は趣味の旅行を満喫しました。その目的の一つが「神社巡り」。2年間で道内にある30~40カ所の神社を巡り、各神社のご当地おみくじシリーズ「えぞみくじ」十数種類を全て集めました。
そんな神社巡りを楽しんでいると、知人の神社関係者から、不在だった妹背牛神社宮司への誘いを受けました。
三山さんは悩んだ末、「神社に興味があるし、地元のためになるなら」と、歯科技工士からの転身を決意。2024年9月に三重県で新職の資格を取得しました。
「安産祈願」「七五三」「合格祈願」「厄除け」など、神聖な場所で人生の節目に立ち会う三山さんは「地域に愛され、一人でも多くの人に目を向けてもらえる神社にしたい」と、前を向きます。