くらし 北竜町開拓記念式 先人の労苦を偲ぶ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道北竜町
- 広報紙名 : 広報ほくりゅう 令和7年6月号
5月16日、開拓記念碑前で北竜町開拓記念式が挙行されました。祝詞奏上後、佐々木町長を始め各団体長が玉串を捧げ、先人の不屈の開拓精神に深い敬意と感謝を表しました。
■北竜町功労者表彰式
開拓記念式終了後、老人福祉センターに会場を移し、北竜町表彰条例に基づく功労者表彰式が行われました。
佐々木町長からは開式の挨拶として「明治26年に開拓の鍬が振り下ろされてから、本年で133年目を迎えることとなりました。開拓記念日にあたり、郷土北竜町の礎を築かれました多くの先人の皆様のご労苦と英知、不屈の開拓精神に対し、深甚なる敬意と感謝を申し上げます。
そして本日表彰させて頂きます皆さんには各分野において献身的にご尽力を賜り、大きな功績を残されました。永年のご労苦に対し深甚なる敬意と感謝を申し上げます」と述べられました。
続いて北竜町功労者表彰が行われ、一般町勢功労者として渡邊靖範氏、川上健康氏、教育功労者として黄倉桂子氏、産業経済功労者として北清裕邦氏にそれぞれ表彰状と記念品が贈られました。
その後、中村議会議長から功労者4名の方の功績に対して賛辞と感謝の言葉を頂き、受賞者を代表して北清裕邦氏から「きたそらち農業協同組合北竜地区理事として、また北竜町農業委員として、微力ながら北竜町農業の振興に渾身の努力を重ねて参りました。この間、厳しい農業情勢の中ではありましたが、農業経営の安定、所得向上に微力ながら貢献できたのではないかと思っています。また「北竜ひまわりライス」が平成29年に「日本農業賞集団組織の部大賞」を受賞することができました。これからも微力ではございますが、お役に立てるよう精進して参ります。本日は誠にありがとうございました」と謝辞が述べられました。
■功労者の功績
◇一般町勢功労者 渡邊靖範氏
平成19年11月から令和5年11月までの4期16年間の永きに亘り、北竜町公平委員として、地方公務員法の定めるところにより、職員の給与、勤務時間条件等に関する措置の要求を審査、判定し、公平な立場の判断にご尽力を頂きました。
また、平成25年11月より10年間、公平委員会委員長の職務に就かれ、会の遂行にご貢献を頂きました。
◇一般町勢功労者 川上健康氏
平成17年7月から平成27年9月までの4期10年2ヶ月間の永きに亘り、北竜町固定資産評価審査委員として、平等と公平な税行政の推進にご尽力を頂きました。
また、平成23年1月より4年8ヶ月間、固定資産評価審査委員長の職務に就かれ、会の遂行にご貢献を頂きました。
◇教育功労者 黄倉桂子氏
平成19年8月から令和元年7月までの6期12年間の永きに亘り、北竜町社会教育委員として、町民の生涯学習の推進に献身的な努力を重ね、社会教育行政の推進役として手腕を発揮し、特に地域住民の意向を反映させるなど、地域の課題解決にご尽力を頂きました。
また、平成27年8月より1期2年間、社会教育委員長に職務に就かれ、会の遂行にご貢献を頂きました。
◇産業経済功労者 北清裕邦氏
平成16年5月に農業委員に就任後、19年2ヶ月間の永きに亘り積極的に職務に精励されるとともに、北竜町の農地集積・集約に推進頂きました。また担い手の育成・確保にも大変ご尽力を頂き、後継者の育成にも積極的に活動を頂きました。
また、平成16年5月からは、きたそらち農業協同組合北竜地区理事を9年間、同地区代表理事を平成25年5月から10年7ヶ月間務められ、町内だけではなく、きたそらち全体の農業の振興に多大なご貢献を頂きました。