子育て 〔特集〕社会福祉法人大悲会くるみ保育園

■就学前の子どもに関する教育・保育を一体的に
令和7年4月から認定こども園となった「くるみ保育園」の体制、取り組みについてお伝えします。

◆認定こども園になって何が変わったの?
◇保護者の就労の有無を問わず入園することが可能に
保育園に入園するには保護者が就労していることが条件でしたが、認定こども園では就労の有無を問わず、お子さんを入園させることができます。(1号認定区分※)
※1号認定区分とは満3歳以上で、幼稚園などでの教育を希望する場合の区分のこと

◇比布中央学校との連携をより深く
比布中央学校とのスムーズな連携を視野に入れ、年長を中心に幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿を育みます。
幼児期に要となる遊びや自立的な活動を大切にしながら、「健康な心と体」「言葉による伝え合い」「生命尊重」「思考力の芽生え」「豊かな感性と表現」などの資質・能力を育て、学童期へのスムーズな連携を果たします。

◇子育て支援事業の充実
(事業名は仮称)
・親子交流事業(園舎開放)
~未就学児童や親同士の交流の場を広げます~
(1)人形劇を楽しもう(クレヨンカンパニー)
8月5日(火)午前10時~正午予定
(2)音楽の集い(比布中央学校吹奏楽部)
8月30日(土)午前予定
(3)秋の未満児交流(散策と食事)
9月19日(金)午前10時から予定
(4)わらべ歌の集い(エール保育園長)
11月29日(土)午前予定

・子育てお悩み相談
~地域の未就学児童と保護者が対象です~
日時:月2回
(第2・4水曜日午後1時30分~3時)
場所:くるみ保育園(相談室)
※子育て支援担当者が主に担当します。2週間前までに園にご連絡ください。内容により保健センターと連携を図ります。

◆くるみ保育園の特色
◇異年齢交流の場をとおして園児を育てます異年齢交流によって、年長児は年少児へのいたわりやフォローを、年少児は活動の楽しさや行動の仕方を学ぶことができます。
「なかよし行事」では、縦割り活動のもと、外遊びや遠足、夏祭りなどを行っています。

◇光が差し込む開放感溢れる新園舎
木造建築で明るい光が差し込む、開放感あふれる新園舎に、元気な園児の声が響いています。
天井にはアスレチックネット(通称:あみあみ)やチャレンジウオールがあり、広いランチスペースでは、仲良く給食を楽しむことができます。
また、各クラスには屋根付きのベランダが設置されており、外の空気や公園を眺めながらさまざまな活動ができます。

◇保育士育成の場を提供
毎年、比布中央学校の生徒が職場体験学習にやってきます。
また、今年は保育士を目指している旭川市立短期大学の学生さんの実習を行うなど、将来の保育士誕生のお手伝いを行います。

◇体験をとおして健やかな身体
づくり(満3~5歳児クラス)専門家の指導のもと、スポーツ教室(月2回程度)を計画しさまざまな運動を行っています。また、年長児には町剣道連盟指導者による剣道体験の場を計画し、運動をとおして礼儀作法も学ぶ機会になっています。

◇注目スポット・新設「中央ふれあい広場」に隣接
お子さんにとって遊びの環境は、成長を促す上で重要です。
新たな公園が目の前に現れ、園児はわくわくしており、公共施設の使い方を学びながら、安全に楽しく利用していきます。

◆誰でも遊べる!中央ふれあい広場がオープンします!
令和6年1月下旬から閉鎖していた中央ふれあい広場の再整備工事が終了し、7月12日(土)(予定)にリニューアルオープンします。ふわふわドームや大型複合遊具、ロープジャングルジムなどが新たに加わり、さらに楽しい広場になりました。ぜひお越しください!

引き続き職員一同、子育て支援の充実に努めます。
社会福祉法人大悲会 理事長 中野 芳宣
くるみ保育園 園長 石黒 雄治

問合せ:役場保健福祉課社会福祉室こども未来係
くるみ保育園【電話】85-7285