くらし 年頭のごあいさつ(2)

■占冠村議会議長 児玉眞澄
皆さん、明けましておめでとうございます。令和8年の年頭に当たりまして占冠村議会を代表し、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
また、旧年中は議会に対しまして深いご理解と議会活動への温かいご支援・ご協力を賜りましたことに議員一同厚く御礼申し上げます。
今年の干支(えと)は昭和41年以来、60年ぶりとなる「丙午(ひのえうま)」です。「丙」は十干(じっかん)の3番目で「火」の要素を持ち、太陽や明るさ、生命のエネルギーを表すとされ、「午」は干支の7番目、古くから人間とともに生きてきた動物で独立心が強いため、「丙午」の年は勢いとエネルギーに満ちて挑戦や行動が実を結びやすく、自分の力を発揮できる年とされていますので、村民の皆さんにとって、大いなる飛躍の年となりますよう心よりご祈念申し上げます。
さて、現在、全国の町村議会が直面している最大の課題の一つに議会議員の「なり手不足」問題が挙げられます。町村議会議員選挙における無投票・定数割れ団体数は前回の令和5年では全体の25%を超え、来年の統一地方選挙においては、34%を超える町村が無投票となる可能性が指摘されており、「なり手不足」問題は一部の町村議会の問題だけではなく、自治意識の低下による地方自治の弱体化を招く重要な問題でもありますので、我々議会においてもこの1年、さまざまな要因が内包された難題ではありますが、多様な人材が参画する議会を実現するための活動も加味していく必要があると考えております。
自然災害におきましては、今や全世界的な傾向でありますが、気候変動により昨年も猛暑が続き、住民生活や農作物等に多大な影響を及ぼしました。
議会におきましても役場をはじめとした村内公共施設へのクーラーの設置、あるいはクーリングシェルター等の備えも現実の問題として議論の俎上(そじょう)に上げておりますが、本年も同様の状況に至るものと考えられますので、くれぐれもご注意いただくようお願いいたします。
また、議会の活性化事業の一環として継続しております村内中学生・後期課程生とのコミュニティ・スクール議会も昨年で8年目を迎え、当初の目的でもありました、より議会の仕組みというものを知ってもらうこと、中学生らしい感性で学校生活や村づくりを考えてもらうことから昨年も「模擬議会」形式にして生徒が一般質問を行い、各議員が答弁をする形として開催いたしました。令和5年に施行された「こども基本法」に基づいても、子どもたちの意見を反映させるための貴重な場であり、さらに議会を知ってもらう絶好の機会でもありますので、学校側とも連携しながら、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。
村政において山積している課題は多岐にわたっておりますが、我々議会としましても、議員同士さらに切磋琢磨して、二元代表制の一翼を担う議会として自主性を高めながら、分かりやすく開かれた議会の構築に努めてまいりたいと考えておりますので、どうか本年も議会に対し、さらなるご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びとなりますが、本年が村民の皆さんにとりまして穏やかな幸多き年となりますよう心からご祈念申し上げますとともに、各位のますますのご健勝、「丙午」にふさわしいご活躍をご祈念申し上げまして、新春のごあいさつとさせていただきます。