くらし 図書館へいこう!

◆話題の新着本
『みちゆくひと』
彩瀬まる/著
2年前に父が他界し、先月、母もこの世を去った。不動産会社で働く燈子は天涯孤独に。でもずっと前から一人だったのかもしれない。20年以上前の不幸な出来事をきっかけに-。

『天上の火焰』
遠田潤子/著
大らかな性格で孫に優しい人間国宝の祖父。息子に無関心なろくろの名手の父。物心つく前に母を亡くした城は、陽と陰のような二人の間で育ち、悩み苦しんで…。備前焼窯元一家の再生と継承を描く。

『デモクラシーのいろは』
森絵都/著
戦後、とある子爵邸に集められた4人の女性。GHQの一声で、個性豊かな彼女たちの人生を変えるハチャメチャな同居生活が始まった。

『宇宙の片すみで眠る方法』
畑野智美/著
婚約者・直樹を亡くした依里。直樹は年上女性と東北の温泉宿に泊まり、その帰りにバス事故に遭ったのだ。以来眠れなくなった依里は、デパートの寝具売場で働くことに…。

『ハレーション』
森沢明夫/著
離島に暮らす小学生の拓海は、同級生・涼子の飼い猫が海に転落したのを目撃する。拓海が助けを求めた親友・風太の父は、海に飛び込んで帰らぬ人に。成長した拓海は島を出て働いていたが…。

『神さまショッピング』
角田光代/著
夫にも内緒でスリランカへ向かった美津紀。善き願いも悪しき願いも叶えてくれる神さまに祈るのは、ぜったい誰にも言えないことで…。「神さまに会いにいく」など、今の時代の神さまを描く8編を収録。

『90歳、男のひとり暮らし』
阿刀田高/著
突然始まった単身生活。モットーは「“まあまあ”でいいじゃないか」。簡素に食事を調え、旧知の場所を訪ね…。小説家・阿刀田高が、老いを受け止めながら日々を軽やかに過ごす方法を、ユーモアたっぷりに綴る。

『スピーチ』
まさきとしか/著
札幌の川岸で目に粘着テープを貼られた女性の遺体が見つかった。「犯人は、私の息子だ。」“殺人犯の母”が綴る手記。それは最愛の息子への決死の応援演説だった。

◆今月のBEST本(9月の貸出回数上位本)
『春の星を一緒に』
藤岡陽子/著
シングルマザーの看護師として、一人息子の涼介と寄り添い生きてきた40歳の奈緒は、東京の緩和ケア病棟で働くことに。死を間近に見つめ、幸せに生ききる最期を模索し続ける日々を送る。一方、強く抱く母子の夢の行方は…。

『もう迷わないニトリで解決!劇的ラク家事アイテム教えます』
おちび/著
家事の常識をガラリと変えた名品10点、料理がはかどるキッチンアイテム、洗濯・掃除をラクにする道具 and 仕組み、スッキリ見せる収納アイテム…。暮らしで役立つニトリのアイテムを厳選紹介。