- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道幌加内町
- 広報紙名 : 広報ほろかない 令和7年11月号
4月から地域おこし協力隊として教育委員会に着任しました宮崎 純と申します。
出身は旭川市です。前職は約30年間、調理に従事して和食店やラーメン店、学生寮の調理担当などをしていました。また、国内のみならず海外に15年程移住して、飲食店の店舗の立上げや運営を任されておりました。
前職で培った経験などを生かして、この町のお役に立てて行ければと思っています。
どうぞ宜しくお願い致します。
勤務場所は幌加内高校です。高校魅力化コーディネーターという役割を頂き、生徒達の校外活動のお手伝いや地域交流に繋がる様な活動をしています。
また、道内外からの生徒募集のお手伝いもしながらSNS等の発信も行っています。
まだ半年の勤務ではありますが、学校行事や校外活動も多く、日々忙しくさせて頂いております。6月は士別市で行われた元オリンピック選手との交流会(オリパラ)への同行、7月は士別ハーフマラソン大会で生徒と共にボランティアとして参加。8月のそば祭りで店舗に従事、10月に行なわれた旭川ラーメン甲子園2025への参加など、生徒達と一緒に楽しみながら活動しています。
中でも、ラーメン甲子園では、幌加内高校が初優勝、その上、大会初の審査員特別賞、顧問最優秀賞の3賞を同時受賞する快挙となり、それに貢献出来たことを大変嬉しく思います。これからも生徒達には町内外で色んな経験が積める様に協力して行きたいと思います。
また、町の皆さんとももっと交流が出来る様な機会を作って行ければと考えています。
私を見かけた時は気軽にお声掛け頂ければ幸いです。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。(宮崎隊員)
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地域おこし協力隊として広報誌の制作に関わるようになって、気づけばもう1年以上が経ちました。毎月の表紙撮影では、そのときどきの季節の色や空気をどう切り取りとって、いかに「幌加内らしさ」を出すかを試行錯誤しています。撮影の度に新しい発見があり同じ場所でも季節や時間帯によって全く別の表情を見せてくれる自然の奥深さを実感しています。
先日、早朝の濃い霧の中で撮影をしていたところ、なんと「白い虹(霧虹)」を撮ることができました。太陽の光が霧に反射してできる珍しい現象で、ぼんやりと光の輪が浮かぶ様子はとても神秘的でした。自然がふと見せてくれるこうした奇跡のような瞬間と出会うことができるのが、この仕事の一番の魅力だと思います。
また、町内の中学校で「職業講話」をする機会もあり、広報の仕事のやりがいや写真撮影を通して感じている幌加内の魅力についてお話ししました。生徒さんたちの真剣な表情や熱心に聞いてくれたことで私自身もたくさん元気をもらいました。
これからも幌加内の風景や人の笑顔を丁寧に切り取り、広報誌を通してみなさんにお届けしていきたいと思います。(高橋隊員)
