健康 地域包括ケアだより

■『毎日3食』食べてフレイル予防!
フレイルとは、健康な状態と介護が必要な状態の中間地点です。
加齢や病気によって身体的・精神的な機能が衰えていくことで筋肉の低下や疲れやすさにつながってしまうため、『運動』、『食事』、『社会参加』を大切にして心も身体も元気に過ごせる期間を長くしましょう!

健康⇄フレイル⇄要介護
【フレイルの原因】
・動くことが少なくなった
・人との交流が減った
・認知機能が低下した
・食事量が低下した など

○フレイル予防のための食事
1番重要なことは毎日3食食べること。そして毎日3食食べている人は、ごはんにプラスしていろいろな食品を食べ、たんぱく質やビタミン、ミネラルなど様々な栄養を摂ることがフレイル予防につながります。
いろいろな食品の合言葉は、10の食品群の頭文字をとって「さあにぎやか(に)いただく」と覚えましょう!
【さ】かな
【あ】ぶら
【に】く
【ぎ】ゅうにゅう
【や】さい
【か】いそう
【い】も
【た】まご
【だ】いずせいひん
【く】だもの

ほぼ毎日(週5日以上)食べている食品を7つ以上、最低でも4つ以上にすることを目指しましょう!
また、みんなで楽しく食事をすることで身体に必要な栄養だけではなく、心の栄養にもつながるため家族や友人・知人との食事の機会を大切にしましょう!

○食事の食べにくさを感じていませんか?
「さきいか」「たくあん」くらいの固さの物が噛めない、噛みにくいと感じている方は口腔機能が低下している恐れがあります。口腔には食べ物を噛む、安全に飲み込む、言葉を発するなど様々な機能があり、口腔機能が低下すると食事や水分摂取、会話がしにくくなり、フレイルや要介護状態につながりやすくなってしまいます。
お口のことで気になることがある人、義歯を作ったが合わないまま使用している人、半年以上歯科受診していない人は、歯医者に相談して健康なお口を保ちましょう!

お問合せ:苫前町地域包括支援センター(保健福祉課)
【電話】0164-64-2215