子育て こんにちは子育て世帯包括支援センターです

■子どもが子どもらしくいられるために知ってほしい「ヤングケアラー」のこと
ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定される家事や家族の世話などを、お手伝いの範囲を超えて日常的に行っている子ども・若者のことです。
本来なら、勉強や部活に励んだり友達と遊んだりする等の「こどもとしての時間」と引き換えに、家事や家族の世話を行うことになるため、学業や友人関係、将来に影響がでてしまうことがあります。疲労や睡眠不足、不安などから心身の健康に影響がでることもあります。
ヤングケアラーは、高齢化や核家族化、共働き世帯の増加などを背景に、誰にでも起こる身近なことです。中高生の約17人に1人はヤングケアラーといわれています。
ヤングケアラーは、家庭内のデリケートな問題であることや、子ども自身が家族の世話をするのが当たり前と思っていて大変さを自覚していないことなどから、相談につながりにくい現状があります。ヤングケアラー自身から周囲の人へ相談するのは難しいことが多いため、周囲の大人が、学校や地域の子どもたちの様子を普段から気にかけていくことが大切です。また、子ども自身が家事や家族の世話をすることにやりがいを感じている場合もあり、本人の気持ちを大切にしながら支えていくことが必要です。

▽ヤングケアラーに関する相談窓口

※詳しくは本紙をご覧ください。

お問い合せ先:福祉課ふれあい係
【電話】(2)1728