その他 編集後記

♪いつも「広報てしお」をご愛読いただきありがとうございます。広報担当の菅野です。
♪先月の編集後記では災害への備えについて書きましたが、8月17日には天塩町も記録的な大雨に見舞われてしまいました。この日の降水量は156ミリで、天塩町の観測史上1位の値を更新することとなりました。
♪降水量のイメージですが、例えば、外に1m四方の大きな水槽を置いておくとしましょう。ここに「1時間に49ミリの雨」が降った場合、1時間後の水槽には49ミリの深さの水、つまり49ℓもの水がたまります。結構な量だと思いませんか? 「1時間に49ミリの雨」を観測したのは8月17日の朝6時からの1時間で、新栄通10丁目や鏡沼海浜公園周辺で冠水被害が発生したのもこの時間帯です。ちなみに、国内の1時間降水量では、平成11(1999)年10月27日に千葉県香取(当時は佐原市)で観測された153ミリが史上最大です。8月17日の天塩町で1日に降った雨とほぼ同じ量の雨が、たったの1時間で降ったということですから、想像を絶するものがあります。
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