くらし マチの話題(1)(10月9日~11月12日)

●地方創生支援官による特別講演
本年度、国の「地方創生伴走支援制度」採択により地方創生施策について町が支援を受けている支援官3名・出口岳人氏(総務省から出向・日本郵便地域共創事業部長)、河津豪氏(農林水産省大臣官房デジタル戦略グループ課長補佐)、新濱瑞紀氏(財務省大臣官房総合政策課課長補佐)が来町しました。10月17日、天塩町役場にて出口支援官を講師に、町長、議長、職員、北海道(総合政策地域創生推進室主幹、留萌振興局長、地域創生部長)ら約40名が参加し特別講演会を実施。講演では、「官民連携・協働のまちづくり」を主題に人口と財政が縮小する状況下での持続可能な自治体運営における活動人口創出、課題解決の手法等について説明しました。また翌日には農業関係者との意見交換、現地視察を行いました。

●テトテプラス ハロウィン
10月19日、サニースペース(海岸通4)で毎月恒例のコミュニティカフェ「Te toTe+(テトテプラス)」が開催されました。今回はハロウィン企画として、仮装をしてスタッフを“おどした”人にはお菓子が配られ、小学生までの子どもには無料のホットココアも配られました。カフェ内もハロウィン風に飾り付けられ、訪れた人々は「ドラキュラソーダ」や「ハロウィンパフェ」などの特別メニューを楽しみました。
このほか、カフェ内ではマッサージ店の出店やアクセサリーの販売、天塩陶芸サークルによる作品販売、天塩町母子寡婦会による赤い羽根共同募金運動も行われました。

●ピアノとコントラバスのコンサート
10月20日、社会福祉会館で教育委員会主催による「てしお ほっと!HOT!ミニタウンコンサート」が開催され、コントラバス奏者の鈴木初さんとピアノ奏者の仲鉢莉奈さんが演奏を披露しました。第1部は「愛の挨拶」から始まり、ベートーヴェンの「ピアノソナタ第31番より第I楽章」や「アヴェ・マリア」4曲の聴き比べなど、作曲家のエピソードを添えながらクラシック音楽に明るくない人でも親しみやすい構成となっており、第2部は一転して誰もが聴きなじみのある映画音楽や歌謡曲を披露。オーケストラでは主旋律をとることが少ないコントラバスの表情豊かな音色と、流麗なピアノのハーモニーが観客を魅了していました。

●天塩町表彰式
10月31日、天塩町議会議事堂において天塩町表彰式が行われ、受章者に対して表彰状が授与されました。受章者は次の方々です(功績表彰1名、善行表彰1名・3団体、勤続表彰2名)。

○功績表彰
横溝 茂 さん
昭和59年に天塩ちびっこレスリング少年団を創設し、監督として長きにわたり自身の経験を生かした育成指導にあたり、天塩町の教育及びスポーツの振興発展に多大なる貢献をされました。

○善行表彰
小柳 明雄 さん
多額の金員を寄附され町勢伸展に寄与されました。

合同会社ユーラスエナジー浜頓別 様
多額の金員を寄附され町勢伸展に寄与されました。

天塩地区砂利協同組合及び天塩港湾施設利用組合 様
多額の金員を寄附され町勢伸展に寄与されました。

天塩商工会女性部 様
長きにわたり「道の駅てしお」周辺の清掃・花壇整備等を行い、施設の環境整備と積極的に社会奉仕活動を続け貢献されました。

○勤続表彰
岸山 久美子 さん
天塩町選挙管理委員会委員として、12年以上の永きにわたり、公平かつ適切な執行に貢献されました。

満保 豊 さん
天塩町農業委員会委員として、12年以上の永きにわたり、農業行政の伸長発展に貢献されました。

●天塩中学校定期演奏会
11月2日、天塩中学校体育館にて同校吹奏楽部による「第26回定期演奏会」が開催されました。第1部は今年度のコンクール課題曲である「祝い唄と踊り唄による幻想曲」や、吹奏楽の名曲「吹奏楽のための民話」などを演奏。第2部は有名な映画やアニメの楽曲を中心に披露し、「ライラック」では小林剛校長がエレキギターを携えゲスト出演するサプライズも。「アナと雪の女王」「となりのトトロ」では天塩高校吹奏楽局が加わり、厚みを増した演奏で盛り上げました。部員6名という小編成ながら、1人ひとりの丁寧な演奏から日頃の練習ぶりが窺える演奏会となりました。