くらし マチの話題(2)(10月9日~11月12日)

●在住外国人との交流
11月6日、町内に在住し就労している外国人36名が参加する研修交流会を、てしお温泉「夕映」にて開催しました。研修会では公益財団法人北海道結核予防会の講師より「結核の予防」について、天塩警察署から「防犯と日本のルール」についての説明受けました。また、日本語を学習するゲームも体験。交流会では、吉田町長、町議会議員、町民も参加して、各自、手巻き寿司を体験しながら会食交流を行いました。
現在、町内には建設業や介護福祉の事業所に技能実習・特定技能等で働いているインドネシア・ベトナム・ミャンマー・フィリピン・中国などから来た外国人が約80名暮らしています。

●ファイターズ応援大使プロジェクト
北海道日本ハムファイターズは、2023年から10年をかけて道内すべての市町村をファイターズ選手全員で応援する「北海道応援大使プロジェクト」を実施しています。11月9日にエスコンフィールドHOKKAIDO(北広島市)で行われたセレモニーでは、留萌・宗谷が来年度の対象地域となることが発表されました。セレモニーには管内市町村の小学生らが招待され、天塩町からは宍戸晴哉さん(6年生・羽幌フェニックス所属)が参加。秋季キャンプの見学や選手とのフォトセッション、サイン会などを体験しました。
来年度から留宗管内で様々なイベントが開催される予定ですので、続報をお待ちください。

●非常用持出袋を配布
11月9日、天塩町女性防火クラブ(中村和子会長)は、町内に在住する75歳以上の一人暮らし世帯に非常用持出袋を配布しました。非常用持出袋とは、防災用品や貴重品など避難に必要なものをあらかじめ収納しておき、緊急時に素早く持ち出して安全に避難できるようにするためのもので、クラブ員らが毎年手作りしています。当日は中村会長以下8名が参加し、18世帯に防火を呼びかけながら配布しました。

●糖尿病を知ろうカフェ
11月9日、ふれあいセンターで「糖尿病を知ろうCafé」が開催されました。昨年度、3回にわたり開催され好評を博した講演会の4回目にあたり、町立病院の糖尿病内科出張医である続木惇氏が「糖尿病って遺伝するの?」をテーマに講演を行いました。糖尿病の基本的な知識のおさらいに始まり、遺伝には変えられない遺伝(DNAで受け継がれた要素)と変えられる遺伝(生活環境)があること、我慢することだけを考える食事療法ではなく食事を楽しむ方法を考えること、健康づくりも仕事と同じように「目標と期限」を明確にすることで成功へ近づけることなどを説明し、密度の高い内容に参加者らは関心を寄せていました。