子育て 教育長退任・就任のご挨拶

■松浦隆史(まつうらたかふみ) 教育長
4月1日付で猿払村教育委員会教育長に就任しました松浦隆史と申します。前職は宗谷教育局教育支援課長であり、宗谷管内の学校教育に関わっておりましたことから、村内の学校を訪問し、家庭科の授業を参観、助言したこともありました。
数年前、タブレットが新たな教材として導入された頃、教育現場では「黒板への板書がメインの授業にタブレットをどのように位置付けるのか」といった認識でした。現在は、タブレットを使用する授業が主流になっています。今まで積み重ねてきた授業のよい部分も大切にしつつ、タブレットを最大限に、積極的に活用し、学習者中心の教育へ授業観を転換していくことが必要であると感じております。
猿払村には高校がないことから、進学するためには一度村外の高校に通うことになります。子どもたちが将来の選択肢を広げ、自分の目指す道に進むためには、学びの基礎である小学校、中学校での教育が重要です。そして、村外で多くのことを学び、成長して大人になった時、出身が猿払村であると胸を張って言えるよう、各学校と連携して、教育活動の支援を充実して参ります。
地域や学校、幼児、児童生徒が希望に満ち溢れるよう、子ども達の未来を支える仕事をしていきたいと考えております。まずは、子ども達の顔と名前を覚えることから始めます。皆様どうぞよろしくお願いいたします。

■眞坂潤一(まさかじゅんいち) 前教育長
この度、3月31日をもちまして猿払村教育委員会教育長を任期満了で退任いたしました。顧みますと、平成28年4月1日より9年間教育行政に専念させていただきましたことは、偏に村民の皆様、教育関係者の皆様の格別のご指導とご厚情の賜物と、衷心より感謝申し上げます。
昭和58年4月、猿払村役場に採用となり最初に配置されたのが、教育委員会社会教育係でした。派遣社会教育主事の後任として、社会教育の意味もよく分からないまま猿払村職員としての仕事がスタートしました。先輩から行政の仕組みを一から指導を受けながら、必死に仕事に取り組み、18年間社会教育係を務め、その後は振興課、総務課、保健福祉課、議会事務局、再び総務課で14年間、平成27年4月に2度目の教育委員会勤務を教育次長として1年務め通算28年間となり、役場職員42年間の3分の2を教育行政に関わらせていただいたことになります。面接の時に当時の村長さんにどんな仕事がやりたいかと聞かれ「教育」と答えた記憶があり、今ではその職務を全うできたことに喜びを感じております。
退任後は村に在住し、妻と共に一村民として生活してまいりますが、これまでお世話になった村に少しでも役に立てることがあればと考えております。これまで支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。有難うございました。