くらし 新年あけましておめでとうございます

◆中頓別町長 小林 生吉
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、昭和百年、終戦八十年という一年でした。昭和の時代は、未曽有の激動、変革、苦難と復興の時代でしたが、平成から令和へ、この百年で驚くばかりの変化を遂げました。
一方、報道や出版などでもこの間の歴史を振り返る機会が多くありましたが、国際社会は今なお戦禍を繰り返し多くの犠牲者を出し続け、日本の周りでも新しい緊張関係が生まれています。
何よりも大切にすべきは、すべての命が大切にされる社会です。平和への希求を止めず、私たちにできることとして豊かで安心な地域社会を築いていくために努力を重ねていきたいと思います。
いま中頓別町は、人口1500人を切りました。自然環境や地理的条件などでも厳しい環境の中にありますが、それでも私たちにとってかけがえのない故郷です。今の状況や今後どうなっていくのかをしっかり捉えた上で、これからのまちづくりに取り組んでいかなければならなりません。
人生100年学びの拠点・中頓別学園は建設が進んでいますが、子どもからお年寄りまで、すべての町民が集い、学んだり遊んだりできる場として、さまざまな準備も進められています。新施設のオープンを前に、先行して今春義務教育学校がスタートします。長い歴史を刻んできた各小中学校の歴史を受け継ぎ、未来への架け橋となる子どもたちの生きる力と個性を育む学び舎として誕生します。中頓別らしく、一人ひとりすべての子どもたちに寄り添った温かで夢と希望、感動の詰まった時間をつないでいってほしいと願っています。
医療と介護を核とした地域共生社会を実現していくことも不可欠です。たとえ人口が減ったとしても日常生活を支えるために必要な医療や介護のサービスを維持していかなければなりません。すべての世代で支えあい「住み慣れたまちで、最後まで安心して暮らすことができる」町にしていくために、必要な改革に取り組んでいきたいと思います。町民のみなさんの悩み、課題、困難に寄り添いその声を大切に受け止めながら、意見を交わし答えを見つけていきたいと思います。
また、子ども・子育て支援の充実、若い世代や女性が活躍できる環境づくり、酪農や商工業の振興、移住・定住に関する取り組み、持続可能な行財政基盤確立のための改革など重要な課題にもしっかり取り組んでいきたいと思います。
中頓別には、先人から培ってきた温かい絆と助け合いの精神があります。町民一人ひとりの力を信じ、共に未来を創るために進んでいけることを願いながら、この町が希望に満ち、明るい未来を迎えられるよう全力を尽くしていきます。
新しい年が町民の皆様にとって健康でよい一年となることを心から願って、新年のご挨拶といたします。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

◆中頓別町議会議長 星川 三喜男
町民の皆様、新年明けましておめでとうございます。
輝かしい令和8年の新春を町民の皆様と共に迎えられますことを心よりお慶び申し上げます。
また、平素より町民の皆様から議会に寄せられますご支援、ご協力に心から感謝申し上げます。
令和7年10月21日には、初の女性首相として高市内閣が発足しました。精力的に活動する姿に現在も高い支持率を維持し、国民からの期待が伺えます。
国民生活に直結するガソリン税の暫定税率の廃止法が国会で成立するなど、今後町や住民にどのような影響が出てくるのか議会としても注視する必要があります。
また、昨年議会で行政視察を行った泊原発の再稼働容認を鈴木直道知事が表明し、視察の際にはセキュリティの徹底に物々しさを感じましたが、現代社会において電気はなくてはならないライフラインとして確立されている一方で、安全性の担保など電気のみならずエネルギーの安定供給には多くの課題が山積しているとも考えています。
世界に目を向けますと、1月にトランプ米大統領が就任し、関税の引き上げなど我が国の経済に大きな影響を与えました。また、未だに続いていますロシア軍によるウクライナ侵攻により、多くの犠牲者が発生しています。終息の目途が立たない状況となっていますが、さらに多くの犠牲者が出ないよう早期の解決を願うばかりです。
本町におきましては、中頓別学園整備工事がいよいよ本格的に始まりました。
中頓別学園整備事業については、今後も建設費などが上乗せされるような声も聞こえてきていますが、議会としては将来の財政状況などの計画と照らし、しっかりと裏付けされるまで、議論を深め合意形成を図っていく所存でございます。
また、特に高齢の皆様にとっては今後の病院運営の見通しについて心配なされているかと思います。これについては、議会としても積極的に所管事務調査などを行い、町民の皆様と共に将来の病院のあり方について考えていきたいと思います。
その他にも、上下水道の維持管理や風力発電建設など多くの課題が山積しています。このようなことを踏まえ、本町議会では「議会改革特別委員会」を設置し、様々な課題について調査、研究し議会の活性化を図っています。町民の皆様におかれましてはご要望等がございましたら、議会または議員までお知らせいただければ幸いと存じます。
議員一人ひとりが、今後一層の高齢化が進み、人口減少対策に向けた地方創生の取り組みを推し進める最前線に立ち、町長とともに町民の直接選挙で選ばれる議員の役割を果たしていかなければなりません。
町民の負託に応え、信頼される意思決定機関として、今後ともその使命を果たしてゆく所存ですので、町民のみなさまにはこれまで同様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
今年も皆様にとってより良い年でありますようご祈念申し上げ、年頭にあたってのご挨拶といたします。