- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道利尻富士町
- 広報紙名 : 広報りしり富士 令和7年10月号
今回は小笠原隊員の活動についてご紹介いたします。
去年9月に地域振興推進委員に着任した小笠原です。島に来てから早いものでちょうど1年が経ちました。所属先は鬼脇支所に勤務しております。知らない土地で知らない環境でスタートし、はじめは仕事先や町の人達とうまく馴染んでいけるのかとても不安な毎日でしたが、皆さまに温かくお気遣いいただき、おかげさまで少しづつ馴染むことが出来ました。
仕事は主に地域イベントへ積極的に参加・運営協力、体験型ワークショップの実施、二石海岸公園の整備、オタトマリ沼の遊歩道整備、たまに孵化場のお手伝いをしてました。
地域イベントでは主に町のお祭り関係、マルシェの運営等。今年行った『オタトマリ沼を歩こう』は前主催者が転出されイベントを引継がせて頂きましたので来年は例年通りイベントを開催できるよう努めて参ります。
雪ん子広場では雪像作りや、前職を活かしお祭りでの子供向けヘアセットブースの設置、また出張先で利尻のPRブースに参加し地元の特産品や魅力を積極的に発信してきました。
町内で開催されるイベントや行事にも積極的に参加し地域の皆さんと顔の見える関係作りを進めています。交流を通して地域の魅力や課題を直接感じ取り、今後の活動に活かせていけたらと思っております。
体験型ワークショップの企画・開催については『利尻の笹を使った納豆作り』ワークショップを開催。その間に山菜や野草の勉強をし「山菜ソムリエ」の資格を取り、新たに『フキノトウ味噌作り体験』、キムチ作りの先生とコラボし『季節の山菜を使ったキムチ作り』、『ヨモギバーム作り』等のワークショップを開催しました。地域の自然資源や知恵を活かした体験型ワークショップを実施することによって、地域住民や外部からの参加者との交流を図ることが出来ました。今後も地元産品を使用した簡単なワークショップを提供していこうと思います。
活動を通じて、多くの方々にご協力・ご支援をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。まだまだ未熟で学ぶ事ばかりですが、一歩ずつ成長していきたいです。今後も地域の一員として、持続可能で魅力ある町づくりに取り組んでまいります。
