子育て 〔特集〕認定こども園「わくわく園」開園10年

認定こども園「わくわく園」は、平成28年4月に幼稚園と保育所を統合して幼保連携型認定こども園として開園し、今年で10年目を迎えました。町民の皆さんに愛され、地域とのつながりや交流を深め、地域とともに育っている「わくわく園」。木のぬくもりあふれる園舎で0歳児から5歳児までの子どもたちがともに生活し、元気に遊び、心も体も元気良く成長しています。

◆町民の皆さんと一緒に「わくわく園」らしい10年をお祝いする年に
「卒園児に来てもらい、園児と触れ合う『なつかしウィーク』はどうでしょう」「『わくわくランド』では、思い出写真館、さよなら飛行機ジャングル、顔出しパネルを用意したり、餅まきをしたら喜ばれるのでは」「著名な先生の講演会も良いですね」など、お祝いのイベントは参加型にしようと職員からさまざまなアイディアが出ました。今年は、運動会や発表会など、全てが10年記念行事として行います。

◆これからも「子どもファースト」でにこにこ・きらきら・わくわくえ~ん!
令和4年に保育ICTシステム「コドモン」が導入され、登降園の確認はQRコードで「ピッ」とするだけとなっており、保護者と園のやり取りはスマートフォンで簡単便利になりました。さらに保育室にはエアコンが設置され、暑い夏も快適になりました。そして、保育料の無償化など10年前はこのような「わくわく園」になるとは、誰も想像していなかったことでしょう。
10年経っても変わらないのは、「にこにこ」笑顔に、「きらきら」輝く瞳、そして、「いっぱい遊んで、いっぱい食べて、いっぱい寝る」、毎日「わくわく」しながら園に通う子どもたちの姿です。どんなに時代は変わっても、子どもファーストで「幼児教育の本質」を守り続けます。

◆開園10年記念イベント
◇「みんなおいでよ なつかしウィーク」
わくわく園を卒園した子どもを対象に「みんなおいでよ なつかしウィーク」を8月4日から8日まで開催しました。小中学生合わせて延べ101人の参加がありました。
園児と一緒に雑巾がけやゲーム、ドッジボールなどで楽しく交流し、参加者からは「なつかしかった。またやってほしい」という声がたくさんありました。

・第1回卒園生 訓子府中学校3年 大塚 清蘭(きよら)さん
幼稚園では、上靴を履いていたので、わくわく園で裸足になり、のびのび遊べて木のぬくもりを感じました。とても快適なところだったので、1年しか通えなかったのは、ちょっと残念でした。
今は時々、弟の迎えに行くと、たくさんの先生に声を掛けてもらい、覚えていてくれてうれしい気持ちになります。10年後、20年後、30年後もずっと変わらないわくわく園でいてほしいと思います。

◆「わくわくランド」
思い出写真館、おやつレストラン、人形劇やゲーム、餅まきなどを予定しています。顔出しパネルでぜひ記念撮影をしてください。皆さんの参加をお待ちしています。
日時:10月5日(日) 9時~12時
※申し込みは終了しました。

◆「わくわく 10年記念講演会」
日時:10月24日(金) 19時~20時30分
演題:「子どもの多様性について」
講師:久保山 茂樹氏(独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所 インクルーシブ教育システム推進センター 上席総括研究員 兼 センター長)
※インクルーシブ教育の第一人者で、令和6年度の全国国公立幼稚園・こども園協議会全国大会北海道大会の記念講演講師を務められました。
申込み:10月1日(水)~20日(月)

問合せ:町認定こども園
【電話】47-2622