- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道佐呂間町
- 広報紙名 : 広報サロマ 令和8年1月号
佐呂間町議会議長 佐藤 昭男
新年明けましておめでとうございます。
町民の皆様におかれましては、ご健勝にて輝かしい令和8年の新春を迎えられ心よりお慶び申し上げます。
昨年はスポーツ界で、日本人選手の活躍が大きな話題となりました。
アメリカ大リーグではドジャースが日本人選手3名の活躍によりワールドシリーズ連覇を達成し、私たちに大きな誇りと希望を与えてくれました。北海道では日本ハムファイターズが最後まで粘り強い戦いを見せ、道民に大きな感動を与えてくれました。
国際情勢では、アメリカのトランプ政権による関税政策の動向が世界経済に大きな影響を及ぼしており、ウクライナや中東においても、停戦合意に向けた動きは見られるものの、平和の実現にはなお時間を要する状況が続いております。また、台湾有事を巡る首相の国会答弁をきっかけとした中国との外交関係の緊張は、経済や観光分野への影響も懸念されます。
国内においては、物価上昇や米国の関税措置の影響により、家計への圧迫が続き、国民生活への影響が大きく現れました。政府は家計負担の緩和や経済の下支えを図るため各種対策を講じていますが、多くの家庭が厳しい状況に直面しています。
さらに、全国各地でクマが人の生活圏に出没する事案が増えており、人身被害につながる痛ましい事故が相次ぎ報道されており、個々の自治体での対応には限界が来ていることから、国の責任のもとで抜本的な対策が求められております。
その一方で、4月頃に開幕した大阪・関西万博には、国内外から延べ2,500万人を超える来場者があり、最新技術や環境への取り組みが世界に発信されました。国民にとって明るい話題となり、多くの関心と期待を集めました。
さて、本町を顧みますと、7月にはパーマ市との姉妹都市交流45周年記念式典が開催され訪問団の方々と町民が交流を深めました。
また、基幹産業の農業では、春先の低温と7月の猛暑により作物に大きな影響がありました。
麦類は収穫が早まり、細麦傾向で平年を大きく下回る収量となり、てん菜も病害虫の影響で平年をやや下回る見込みですが、大豆と南瓜は好天により、平年を大きく上回る収量となりました。
酪農畜産においては、生乳生産は猛暑で減少しつつも前年並みの見込みで、個体販売では相場が回復傾向にあり農業全体の総販売高では計画を若干上回る見込みです。
漁業については、外海ホタテは成長不良の影響もあり当初計画より水揚げ量が下回る見込みですが、輸出が好調であったことから販売価格は高値で推移しております。
さけ漁については、前年度対比42%の水揚げ額となり、佐呂間漁業協同組合総水揚げ額は前年対比93%の見込みであります。
北海道オホーツクの地域経済、雇用環境についても依然として厳しい状況になっておりますが、佐呂間町内では、プレミアム商品券発行などの各種施策により、消費活動の活性化が図られております。
地方創生が叫ばれている昨今、地方を取り巻く環境は大きく変化しており、基幹産業の活性化・後継者対策、人口減少対策、少子高齢化社会に対応する医療・福祉介護政策等の充実が求められています。
このような状況の中、昨年の町議選により議会構成が変わりましたが、本町が自立した町として歩み続けていく上で、将来を見据えた安定的な行財政運営が可能となるように、時代の大きな変革期にあることを踏まえ、的確かつ適正な議会運営に全力を傾注し、町民に開かれた議会を目指して参りたいと存じます。
今後とも、一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
今年も、町民の皆さんがご健勝で幸多い年になりますことをご祈念申しあげ、新春のご挨拶といたします。
