- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道佐呂間町
- 広報紙名 : 広報サロマ 令和7年5月号
4月1日付で教育長を拝命いたしました鈴木でございます。宮城県仙台市出身で、教員になるときに北海道に来ました。
これまで、小学校の教員として17年、北海道教育委員会の指導主事として10年、学校と行政の往復を繰り返しながら、様々な地域、立場から教育に携わってきています。学校現場と教育行政のバランスをとりながら、佐呂間町民の皆さまのために汗をかきたいと考えています。
私の座右の銘は「一念通天」、すなわち、「真摯に思い続ければ、その道は必ず切り拓ける」です。この言葉は、これまでの私自身の人生や教育における経験を象徴するもので、全力で取り組むことの大切さを教えてくれる言葉でもあります。
教育は次世代を形作る要であり、佐呂間町の未来をつくる基盤でもあります。私は「一念通天」という信念のもと、地域の皆さまと共に力を合わせ、子どもたち一人ひとりが自らの夢を追い、個性を輝かせられる環境づくりに取り組んでまいります。
地域の皆さまからのご意見やご提案を大切にし、対話を重ねながら、より良い教育の形を模索していきたいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。
■二神教育長が退任
教育委員会で過ごしたこの1年は、学校を外側から見るとともに、社会教育にも関わることができました。義務教育9年間はもちろん、町民の皆さまが生涯にわたって学びや健康づくりなどに取り組み、充実した生活を送ることができるよう支援する重要な役割を担っていることを実感する毎日でした。1年間という在任期間ではありましたが、大変貴重な経験を積むことができました。佐呂間町での教育長、2校の校長としての計7年間、佐呂間町の皆さまに支えられながら教育に携わった経験を、今後巡り合う子どもたち、保護者・地域の方々、教職員の方々の力になれるよう生かしていこうと思います。
これまでのご支援ご協力に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。