健康 薬の飲み残しにご注意を!

薬は決められた日数の間飲み続けることで、回復が見込まれる量を処方されており、自己判断で服用を中断したり、飲み忘れてしまうと、回復が遅れる原因となります。また、厚生労働省の調査によると、薬の飲み残しは年間約500億円になるといわれていますので、医療費を節約するためにも薬の飲み残しをなくしましょう。

■こんなことありませんか?
○薬を飲んだか忘れてしまう
○ついうっかり飲み忘れてしまう
○出の際に薬を忘れる
○症状がなくなったから途中で飲むのをやめた

[!]こんな時は医師・薬剤師に相談を!
医師は薬の効果を確認しながら、処方の量や回数などを調整します。何かの理由で薬を飲まないことがあれば医師や薬剤師に伝えましょう。
また、薬について不安や疑問などがある時は迷わず医師や薬剤師に相談してください。

■残った薬の有効利用を
飲み残した薬を再利用することで、処方量を調整できる場合があります。
残った薬があるときは、いつもらった薬かわかるようにきちんと保管しておき、医師や薬剤師に提示しましよう。
薬の再利用は医療費の節約にもつながります。

■次のことは絶対にしないでください
▽飲み残した薬を勝手に服用しない
薬には使用期限があります。また、前回と同じような症状だからと、自己判断で飲み残しの薬を服用すると、副作用を起こす危険性があります。

▽薬を家族間で共用しない
薬は処方された患者や状態によって成分や分量が異なります。家族が飲み残した薬を飲まないようにしましょう。

●持ってますか?お薬手帳
お薬手帳は、いつ、どの医療機関で、どんな薬を処方してもらったかを記録する手帳です。
重複投与や不適切な飲み合わせを防ぐなど、安心安全な医療を受けるための大切な情報源となるので、病院や薬局に行くときは、必ず持参しましょう。

問い合わせ:子育て医療課
【電話】26-9002