くらし ニュースフラッシュ

◆二十間道路桜並木に里帰りクローン苗木が順調に生育
森林総合研究所林木育種センターが実施する「林木遺伝子銀行110番」事業で二十間道路桜並木の後継樹として令和5年に枝が採取され、接ぎ木によるクローン増殖を行った苗木19本が、4月22日に里帰りしました。
この事業では、各地の天然記念物や名木など貴重な樹木の後継樹を増殖・保存しており、桜並木の保全や伝承を目的に、町が同センターに要請しました。
遺伝資源管理課の大塚課長は「樹齢100年を超える桜の後継樹を残すことができた。後世に引き継いでいってほしい」と話しました。

◆羽田盃ナチュラルライズ号5馬身差の完勝
「第70回羽田盃(Jpn 1.・ダート1 8 0 0メートル)が4月29日に大井競馬場で行われ、グランド牧場(伊藤佳洋(よしひろ)代表・静内神森)の生産馬ナチュラルライズ号が見事優勝を果たしました。
同馬は、3 番手からレースを進め第4コーナー手前で先頭を捕らえると、直線でそのまま抜け出し5馬身差の完勝で、Jpn1.初制覇となりました。
伊藤代表は「人気に応えて勝ってくれてうれしい。今後もケガせず無事に走ってほしい」と喜びと今後の期待を語りました。

◆アイヌ文化交流センター完成見学会
町アイヌ文化交流センター(静内真歌)の完成見学会が4月26、27、29、30日の4日間行われ、関係者など30人が訪れました。
交流センターは、シャクシャイン記念館とアイヌ民俗資料館の改修に併せ、両館の間に「多機能型生活館」を新築し、3館を渡り廊下でつないだ形で、アイヌ文化の次世代継承の拠点として5月1日にオープン。新築された多機能型生活館にはワークショップやアーカイブ展示ができるスペースがあり、今後はアイヌの人々と国内外の人々との相互交流の場としても活用されます。

◆静内ロータリークラブさくら功労者受賞
日本さくらの会より「さくら功労者」として表彰された静内ロータリークラブが5月1日に大野町長のもとを訪れ、受賞の報告をしました。
さくら功労者表彰事業では、サクラの植栽や振興事業に関して顕著な功績があった団体や個人を表彰。静内ロータリークラブは二十間道路へのエゾヤマザクラの植樹や枯れ枝などのごみ拾いを継続的に行い、地域の観光資源保守や地域の魅力発信に貢献している点などが評価されました。
西村和夫(かずお)会長は「大変名誉な賞をいただいた。町の観光資源で財産でもある二十間道路桜並木の保存に引き続き協力していきたい」と話しました。

◆シャマル号かしわ記念2連覇
「第37回かしわ記念(Jpn1.・ダート1600メートル)」が5月5日に船橋競馬場で行われ、岡田スタッド(岡田牧雄(まきお)代表)の生産馬シャマル号が見事優勝を果たし、2連覇を達成しました。
同馬は、2番手からレースを進めると、ゴール前で力強く抜け出し猛然と追い込む有力馬を振り切って半馬身差で勝利し、Jpn1.2勝目を挙げました。
岡田壮史(たけふみ)マネージャーは「得意ではない馬場でも強い勝ち方をした。2連覇はよく頑張ってくれた思う」と喜びを語りました。

◆交通事故死ゼロ2000日達成感謝状贈呈式
5月3日で町内の交通死亡事故ゼロ2000日を達成したことに対する感謝状贈呈式が5月7日に役場静内庁舎で開かれ、大野町長が高見日高振興局長から北海道知事感謝状を受け取りました。
また、釣谷静内警察署長から、地域の交通安全運動に献身的に活動されている町交通安全協会や町交通安全指導委員会など6団体に、感謝状を贈呈。
大野町長は「関係団体の皆さまのご協力のおかげで町民の交通安全意識が高まり、達成できた。今後も交通事故防止の活動に努めたい」と話しました。

◆NHKマイルカップパンジャタワー号G1.初勝利
「第30回N H K マイルカップ( G 1.・芝1600メートル)が5月11日に東京競馬場で行われ、チャンピオンズファーム(中村明人(あきひと)代表・静内豊畑)の生産馬パンジャタワー号が見事優勝を果たしました。
レースでは、同馬が最後の直線で大外から一気に伸びて追い上げると、ゴール前の激しい競り合いを制し、G1.初制覇となりました。
幌村克巳(かつみ)場長は「前走も良い走りをしていたので期待はしていたが、最後は勝負根性を出してくれた。能力のある馬なので、これからもケガなく、活躍してほしい」と喜びを語りました。