- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道音更町
- 広報紙名 : 広報おとふけ 令和7年12月号
音更町農業再生協議会は、町、農業委員会、町内農業協同組合、普及センターなどの農業関係機関が連携を取り一体となって農業を推進する協議会です。本協議会では、農業後継者確保対策事業として、新規就農希望者の相談受付、短期農業体験の受け入れ、就農に向けた研修の実施、就農後の相談・支援を行っています。
■篠崎智美(しのざきともみ)さん
帯広市出身
受入農家:音更町農業再生協議会(特産物センター)
研修期間:平成28年8月~平成30年8月
就農開始:平成31年4月(7年目)
作付作物:ミニトマト、オクラ、ズッキーニ、ナスなど(ハウス栽培)、サツマイモ、ブロッコリー、ラディッシュ、カボチャなど(露地栽培)
その他:音更町農業再生協議会の後継者確保対策事業にて新規就農を果たした第1期生。有機栽培で多品種を手掛けており、直売所の「きのっ子ファーマーズ」にも出荷している。
■岡田圭司(おかだけいじ)さん
埼玉県出身
受入農家:勝野弘行氏、音更町農業再生協議会(特産物センター)
研修期間:平成29年4月~令和2年4月
就農開始:令和2年4月(6年目)
作付作物:きゅうり、ほうれん草など(ハウス栽培)
その他:音更町農業再生協議会の後継者確保対策事業にて新規就農を果たした第2期生。町内で野菜作りをするべく埼玉県から本町に移住した。高い志を持って、日々農業と向き合っている。
■古賀野伸生(こがののぶお)さん・理紗(りさ)さん
羽幌町(伸生さん)・釧路市(理紗さん)出身
受入農家:辻野宏明氏
研修期間:平成31年4月~令和3年3月
就農開始:令和3年4月(5年目)
作付作物:きゅうり、ほうれん草など(ハウス栽培)
その他:音更町農業再生協議会の後継者確保対策事業にて新規就農を果たした第3期生。就農5年目を迎え、持続的で安定した農業経営を目指し、夫婦で切磋琢磨しながら意欲的に農業に励んでいる。
■大澤照高(おおさわてるたか)さん
旭川市出身
受入農家:勝野弘行氏
研修期間:令和4年5月~令和6年3月
就農開始:令和6年4月(2年目)
作付作物:きゅうり、ほうれん草など(ハウス栽培)、長ねぎ(露地栽培)
その他:音更町農業再生協議会の後継者確保対策事業にて新規就農を果たした第4期生。就農1年目では、栽培面で多くの失敗が重なったが、2年目の今年は全て改善し順調に農業を進めている。
■冨田丈二(とみたじょうじ)さん・舞(まい)さん
福岡県出身
受入農家:勝野弘行氏
研修期間:令和6年4月~令和8年3月(研修2年目)
就農開始:令和8年4月(予定)
作付作物(予定):きゅうり、ほうれん草(ハウス栽培)
その他:勝野氏のもとできゅうりの栽培管理を中心に夫婦で基礎研修を行っている。来年4月からの新規就農に向け、研修の傍ら、賃貸予定の農地整備や設備整備などを進めている。子どもが2人おり、育児にも奮闘中。
■工藤亮(くどうりょう)さん
青森県出身
受入農家:中村敏弘氏
研修期間:令和7年4月~令和9年3月(研修1年目)
就農開始:令和9年4月(予定)
作付作物(予定):長ねぎ、ほうれん草(ハウス栽培)
その他:音更町を訪れた際に雄大な農業風景に感銘を受け、本町での新規就農を決意。今年の4月から長期研修をスタートした。中村氏のもとで長ネギを中心に基礎研修を行うほか、ほうれん草やトレビスなどの栽培管理や農業機械の操作・メンテナンスなども学んでいる。
■~音更町での就農への道のり~
(1)就農相談
まずは役場農政課農政係までお越しいただくか、電話(内線712)でご連絡ください。
(2)短期農業体験
3日間、町内の農家で農作業を体験します。
(3)長期研修に申し込み
短期農業体験後、長期研修に申し込みできます。音更町農業再生協議会で選考・協議の結果、受け入れが承認されれば、翌年4月から長期研修に入ります。
(4)長期研修(2年間)
指導農家のもとで基礎知識を学び農業の技術を身に付けます。研修期間中は、本協議会から研修手当(12万5千円/月※)および家賃補助(最大2万7千円/月)が支給されます。条件が合えば、国の農業研修生向け就農準備資金の支援を受けられます。
※夫婦で研修する場合は18万7,500円/月。
(5)新規就農
就農後も本協議会にて幅広くサポートします。
問合先:役場農政課農政係
【電話】内線712
