- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道大樹町
- 広報紙名 : 広報たいき 令和7年11月号 No.691
町では、町民の皆さんとの対話を重視し、建設的な意見や提言を聞かせてもらいながら、町民と行政が協力して「まちづくり」を進めるための広聴制度を設けています。その1つとして、申し込みのあった行政区や団体と懇談する「町長と語る会」を開催しています。
9月26日に町内の3つの障がい者団体が合同で町長と語る会を開催しましたので、抜粋した内容をお知らせします。
■農村部での移動や、免許返納者へのハイヤー券の支給について。
町:農村部での移動については、11月から2か月間公共ライドシェアの実証実験を行い、本格運行に向けて検討を進める。
ハイヤー券の支給については、今年度から重度障害者等交通費助成と⾼齢者等通院交通費助成の助成⾦額を、これまでの⼀律15,000円から、住んでいる⾏政区に応じて15,000円から70,000円まで助成金額が変動する制度に改正した。
■親亡き後の障がいのある子どもの生活が不安。生活の場、就労の場の検討状況は。
町:町営のグループホームや就労施設は経営が厳しく、利用者や職員の確保にも困難さがあるため現実的ではない。町としてできる可能性があるのは、⺠間事業者を誘致すること。
今年度に南十勝地域⽣活拠点の整備に関する協定を締結したことから、相談・緊急時の受入れ対応などの体制は整った。
