くらし 令和7年 第4回 池田町議会定例会議 一般行政報告(2)

■2 十勝いけだ地域医療センター敷地内の院外調剤薬局の移転について
平成23年10月に開設した十勝いけだ地域医療センター(以下「医療センター」)では、外来患者への薬の処方について、開設当初は院内処方で対応しました。しかしながら、指定管理者である公益社団法人地域医療振興協会において、薬剤師確保が困難になってきたことに加え、厚生労働省が進める医薬分業の推進を受け、院外処方に移行することを決定し、令和4年7月より医療センターの敷地内に民間事業者による院外調剤薬局を設置する方針としました。
事業者の選定に当たっては、医療センターの設置者である本町が公募型プロポーザル方式により、十勝管内や道内各地で院外調剤薬局を開設している株式会社ナカジマ薬局を選定し、「いけだ店」として運営いただいています。しかしながら、令和6年度の厚生労働省が定める診療報酬の改定により、来年6月から病院と同一敷地内に設置している院外薬局は、通常の院外薬局と別に扱うこととなり、調剤基本料が大きく減算されることとなりました。その影響により、現在の薬局の収益が大幅に減少し、運営の継続が極めて困難な見通しであるとの報告を同社から受けていたところです。
本町としては、町内の医療インフラとして提供されてきた保険調剤業務を継続し、町民の皆さんへの医療提供に支障が生じないように、関係機関と協議を重ねてきました。打開策としては、医療センターにおいて院内処方を再開することや、現在の薬局店舗を活用して他の事業者に敷地内での調剤薬局を開設することを検討しました。しかし、院内処方の再開については、院外処方に移行した理由である薬剤師の慢性的不足は解消されておらず、院内処方に戻すことは極めて困難です。また、他の事業者の開設についても、同一敷地内である以上は減算の影響を受けるため、運営することは難しいとの判断に至りました。
こうした状況を踏まえ、株式会社ナカジマ薬局の当該事業を継承し、株式会社あしょろ調剤薬局が医療センターの敷地外に新たな調剤薬局を建設・開設することになりました。
新店舗は、医療センターの西2条通を挟んだ東側の土地に薬局店舗や駐車場の整備が行われる予定であり、すでに店舗の建設に着手し、令和8年6月1日の事業継承と開設に向け準備が進められています。
医療センターからは現在の店舗より場所が遠くなり、また、西2条通を横断することとなることから、ご不便・ご負担をお掛けすることになりますが、本町における地域医療体制の安定化の確保のため、町民の皆さんのご理解をお願いします。
なお、現在の店舗は築年数が浅く、医療センターに隣接する建物であることから、本町で取得の上、有効活用を図りたいと考えています。
以上、十勝いけだ地域医療センター敷地内の院外調剤薬局の移転についての報告とします。

◎ユーチューブ「北海道池田町議会」チャンネルで、議会の録画映像を配信しています。
※詳細は広報紙3ページの二次元コードをご覧ください。