- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道池田町
- 広報紙名 : 広報いけだ 2025年12月号
■教科に関する調査の結果(中学生)
中学生の教科に関する調査については、下記の通り「表2」で各教科の平均正答率を示し、「レーダーチャート2」で各教科をさらに領域ごとに分類し、全国・全道平均と比較しています。
中学生は、国語で3.6ポイント、数学で3.7ポイント全国平均を上回り、理科のIRTスコア(※)では38ポイント全国を上回る結果となりました。
◎表2
各教科の平均正答率(%)
※理科はIRTスコア

※IRTスコアとは、500を基準とし、異なる調査の結果を同じ物差しで比較する得点のこと。
◎レーダーチャート2

■学習状況調査の結果(中学生)
中学生の学習状況調査の結果の一部は、下記「グラフ4~6」で示しています。各グラフは全生徒のうち各項目に該当すると回答した生徒の割合を示し、全国・全道の割合と比較できるようにしています。
「自分にはよいところがあると思う」は44.8%で全国平均を4.1ポイント上回り、改善の傾向が伺えます。「勉強を平日1日1時間以上する(学習塾などを含む)」は41.4%で全国平均を20.2ポイント下回り、全国との大きな差が見られます。「朝食を毎日食べている」は72.4%で全国平均を6.3ポイント下回っています。
◎グラフ4
自分にはよいところがあると思う

◎グラフ5
勉強を平日1日1時間以上する

◎グラフ6
朝食を毎日食べている

■学力向上の対策(小・中学生)
本調査は、学力の特定の一部であることや学校における教育活動の一側面を測定したものですが、得られたデータは教育活動の成果や課題を明らかにしていくための貴重な資料です。各学校では、調査結果に基づいて学校改善プランを作成し、児童・生徒の学力向上のための具体的な方策を立てて取り組んでいます。
今回のデータには示していませんが、「学校に行くのは楽しい」と回答した小学生は34.3%、中学生は48.3%となっており、「分かる授業づくり」を通した魅力ある学校づくりの推進が重要だと考えています。ICTの活用に関しては、「授業でPC・タブレットなどのICT機器をほぼ毎日使用した」と回答した小学生は62.8%、中学生が72.4%であり、全国平均を大きく上回る結果となっています。
今後とも、児童・生徒と教職員との信頼関係を基盤として、「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善を進め、子どもたちの資質・能力を育む教育活動の充実を図りたいと考えています。各家庭では、基本的生活習慣づくりや勉強時間の確保、自己肯定感を高める取り組みなどについて、引き続きご理解とご協力をお願いします。なお、本年度の調査結果の詳細は町ホームページに掲載しています。
問合先:教育委員会学校教育係
【電話】572-5222
