健康 保健師・管理栄養士がお届けする からだを知ろう

■太郎君と学ぶシリーズ No.72
▽脳ドック(6)

たろうくんは前回、MRIとMRA検査の違いについて学びました。また、脳血管は全身の血管の中でも特に動脈硬化の影響を受けやすい血管であることを知り、脳ドックの意義を改めて学びました。
今回は、MRA検査でよくみられる所見について学びます。
▽MRIは輪切り、MRAは血管を立体的にみることができる検査です!

◎MRAは血管を立体的に観察でき、脳梗塞や脳動脈瘤、動静脈奇形の有無を知ることができる
この画像は正常な脳血管だ
次に示す画像と比較してみると分かりやすいだろう
〔脳梗塞〕
脳梗塞の画像では脳動脈の狭窄や詰まりによって血流(白色の部分が血管に流れる血液)が途切れて黒くなっているのが分かる
〔脳動脈瘤〕
脳動脈瘤の画像では脳血管のふくらみが確認できる
高血圧や動脈硬化などの要因が加わって形成されると考えられている

◎ちなみに、MRAで多い所見は前頁でも紹介した動脈瘤や狭窄、動脈硬化症だ
動脈瘤は前交通動脈や内頚動脈に、狭窄は中大脳動脈や内頚動脈に見られることが多い

▽中大脳動脈…内頚動脈…
脳の血管の名前はむずかしいなぁ
その血管が狭くなったり動脈瘤ができたりしたらどうなるんですか?

◎では、まずは中大脳動脈について説明しよう
この動脈は脳に血液を供給する主要な動脈の一つであり、脳の機能維持に不可欠な血管だこの血管が狭窄すると(狭くなると)脳の血流不足を引き起こし、進行すると脳梗塞や脳出血のリスクが高まるのだ
中大脳動脈に梗塞や出血が起こると、手足のまひや言語障害、感覚障害が起こる

▽脳の機能維持に不可欠な血管だから、いろいろな症状が出るんだ!他の所見についても知りたいです!

次回へつづく

問合せ:役場保健福祉課保健予防係
【電話】578-9004