- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道浦幌町
- 広報紙名 : 広報URAHORO 令和7年9月号
浦幌町の就業促進ポータルサイト「つつうらうら」では町のお仕事を紹介しています。今回紹介するのは、農業を営む石原農産さん。ご夫婦で力を合わせ、小麦やビーツといった作物から、暮らしに彩りを添えるお花まで、多岐にわたる農業を展開されています。
■はじめに、石原農産について教えてください
「石原農産は私たち夫婦2人で経営しています。主な作物は、小麦、ビーツ、ジャガイモ、ハスカップなどです。それ以外にも、少し変わったところでは松の苗木を育てていたり、スタンドで販売するためのお花も栽培しています。ジャガイモは主に澱粉工場に、お花はスタンドを通して地域の方にお届けしています。」
■農業の1年のサイクルや、やりがいについて教えてください
「農業のサイクルで言うと、5月から6月にかけてが種植えの時期で、9月から10月が収穫の時期になります。特に収穫期の秋は一番忙しいですね。人手が必要な時は親戚に手伝いに来てもらいますが、基本的には募集はかけていません。作物の世話は季節ごとですが、お花は年中手入れが必要なので、常に何かしらの作業があります。」
「やりがいを感じるのは、やはり収穫の時です。1年に1度の収穫に向けて頑張っているので、無事に終えられるとホッとしますし、大きな達成感がありますね。」
■冬の間はどのように過ごされているのですか?
「冬の間、畑仕事が落ち着くと、旦那は猟に出ています。捕獲した鹿の肉で缶詰を作っています。地域の他の農家さんだと、冬の間はJRで雪かきのアルバイトをされる方もいますね。」
■浦幌町での農業にはどんな特徴がありますか。また、地域の方との関わりはいかがですか?
「浦幌は、東京でいうと夏が春のような気候で、作物は基本的に年に1回しか収穫できません。それがここの農業の大きな特徴ですね。」
「地域との関わりはとても密接です。町を歩けば知り合いに会いますし、お互いに挨拶を交わすことを大切にしています。」
■農業体験の受け入れなどもされているのでしょうか?
「以前は、大阪の学校から修学旅行の生徒さんを受け入れて、ジャガイモ掘り体験などをしてもらっていました。釧路教育大学の学生さんを、お手伝いという形で受け入れたこともあります。」
■今後の展望や挑戦したいことはありますか?
「今は、松の栽培に力を入れています。これまであまり手掛けられてこなかった新しい品種の栽培で挑戦をしていきたいと考えています。」
※浦幌町内では夏季農業短期アルバイトを募集しています。詳細はお問合せください。
■書いた人
小木竣介・長谷川福
神奈川県出身と茨城県出身の大学生。千葉県にある大学に通っており、2人ともデザイン専攻。今回は教授紹介の元、浦幌町で卒論研究をしている。
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問合せ:
つつうらうら事務局(株式会社リペリエンス)
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※毎月掲載していたハローワークに掲載中の求人情報は町ホームページのほか、役場町民課前のパンフレットコーナーにて配布しています。