- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道標茶町
- 広報紙名 : 広報しべちゃ No.814 2025年12月号
第210号 令和7年12月1日
標茶町女性団体連絡協議会
発行責任者:会長 江口サチ子 標女連広報委員会
■全道女性大会in新得に参加して
三枝由美子
9月21日(日)新得町にて、第76回北海道女性大会に参加しました。
前日、道内初の線状降水帯が発生、天気を気にしながらの当日決行となりました。高速道路は通行止め、白糠、音別間がひどく、釧路管内から参加の16人を乗せたバスは、阿寒町~阿寒湖畔~足寄から高速の遠回りで、予定の時間は過ぎましたが、無事新得に到着しました。
「広げよう!手話を福祉のまち新得から」の大会テーマから、新得町は既に福祉が深く根付いた町でした。
講演は「聞こえない人たちから始まった福祉のまちづくり」として高畑訓子氏の講演でした。高畑氏は、認定社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員など多くの資格を有し、各種福祉施設長を務め、高校や短大でも教鞭をとる福祉のリーダーとして活躍されている方です。ご主人も耳の不自由な方とのことで、生活には良き理解を持ち、不自由さも感じられない日常を送ることができ、特別扱いされることなく町ぐるみで助け合いが自然にされていることなど、手話で伝え合うことのできる思いやりある優しい町だということがわかりました。身障者に偏見を持たず、町ぐるみで支え合う素晴らしい町で、うらやましく、考えさせられました。
新得町は木の町でもあり、新しく建て替えられた合同庁舎の見学もしてきました。全てが木で造られた木の匂いのするぬくもりを感じる建物で、ほとんどが町の業者が工夫を凝らして建てられたと聞きました。これまた町民に寄り添える工夫もされていて、うらやましい限りでした。住んでみたい町でした。そばも美味しかったです。
宿泊先は帯広で、帰り道も未だ高速道路は開かず、遠回りで帰ってきました。
良い機会を頂き、思い、考えさせていただきました事に感謝です。
■男女平等参画標茶集会に参加して
常盤町内会 長山亜由美
今回は釧路地方気象台予報官の山本貴幸氏によるお話でした。
線状降水帯は予報が難しい分、半日前から呼びかけることなど、正しく非難行動をするためには「悪天前」「暗くなる前」というように、「前」がキーワードであることを教えていただきました。正しい理解と積極的な行動ができるようになるための学習の機会となりました。
