- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道標茶町
- 広報紙名 : 広報しべちゃ No.806 2025年4月号
こんにちは 保健師です
睡眠は、子どもから高齢者まで、どの年代においても健康増進・維持に不可欠な休養活動です。睡眠不足になると、日中の疲労や眠気だけでなく、頭痛や情動不安定、作業効率や学業成績の低下など多岐にわたる影響を及ぼします。また、睡眠の問題が慢性化することで、肥満・高血圧・2型糖尿病・精神障害などの発症リスクの上昇にも関わってきます。
日常的に質(睡眠休養感※)・量(睡眠時間)ともに十分な睡眠を確保して、心身の健康を保持し、生活の質を高めていきましょう。
※朝目覚める時に感じる休まった感覚
■毎日をすこやかに過ごすための睡眠アドバイス
◇高齢者
(1)寝床にいる時間は8時間以内を目安にしましょう。
(2)日常の食生活・運動・寝室の睡眠環境を見直して、睡眠休養感を高めましょう。
(3)日中は長時間の昼寝は避け、活動的に過ごしましょう。
◇成人
(1)6時間以上を目安に十分な睡眠時間を確保しましょう。
(2)日常の食生活・運動・寝室の睡眠環境を見直して、睡眠休養感を高めましょう。
(3)睡眠の不調、睡眠休養感の低下を感じるときは、病気が潜んでいる場合があるので注意しましょう。
◇子ども
(1)小学生なら9~12時間、中学・高校生なら8~10時間を参考に睡眠時間を確保しましょう。
(2)光・温度・音などに配慮した良い睡眠のための環境づくりを心掛けましょう。
(3)朝は太陽の光を浴びて、朝食をしっかり取り、日中は運動をして、夜更かしはほどほどにしましょう。
問合せ:ふれあい交流センター健康推進係
【電話】485-1000