くらし 第122回 協力隊通信

協力隊の近況をお知らせします!

■福祉活動包括支援員生　永絵美子(いきながえみこ)
◇季節の香り、人とつながる時間
無事に一人コラムの時期も過ぎ、新しい隊員が増えて嬉しい生永です。この夏から秋にかけて、地域の皆さんと五感をひらく体験や学びの場を重ねました。
「身近な薬草探し」では、暮らしの知恵を持ち寄り、足元の自然に目を向けるきっかけが生まれました。植物を通して、参加者同士が会話を交わし、世代を超えた交流も広がりました。
「はじめての香り養生」～夏～では、この季節にしか出会えないフレッシュハーブを使い、香りとともに心と体をリフレッシュする時間となりました。
福祉職向けの「虐待予防研修」では、現場の悩みを共有し合い、支援者自身のケアについても考える時間となりました。
「おさがりどうぞ会」や「てしふぁみお茶会」では、モノと気持ちが循環する“やさしい場づくり”を継続。通常のお茶会以外にハーブコーディアルのかき氷やディンプルアートなどのイベントも実施。誰でも気軽に参加できるお茶会ですので、「初めてだけど行ってみたいな」という方も大歓迎です。小さなお子さん連れでも安心してお越しください。

倖和園では、ボランティアと施設利用者をつなぐ活動を開始。地域の方々が自分の得意を活かせる場が生まれています。
また、4年ぶりの「ハーブdeお茶会」では多くの参加があり、ボランティアや学生による託児も実施。赤ちゃんとのふれあいが初めてという学生にとっても貴重な体験となりました。助産師も参加し、子育ての悩みを分かち合い、ママ同士が自然につながる場となりました。
そして今月は、秋の香りとともに心と体を整える「はじめての香り養生」～秋～を開催します。世界にひとつだけの「香りロールオン」を作りながら一年を振り返り、来年に向けて自分をいたわる時間を過ごしませんか?詳しくは7ページをご覧ください。

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