子育て 「SOSの出し方教育」~困ったときには、相談しよう/困っている人の、話を聴こう~

◆自殺予防プログラムとしての「SOSの出し方教育」
近年、子どもたちを取り巻く環境は急速に変化し、学校生活や家庭、友人関係の中で不安や悩みを抱える場面が増えています。悩みを一人で抱え込まず、信頼できる大人へ助けを求める力を身につけることは、子どもたちの心の健康を守るうえで大変重要です。
そのため本町では、子ども自身が困難に直面した際に「助けて」と言葉にできる力を育む「SOS出し方教育」に取り組んでいます。
本事業は、教育行政と福祉行政が連携して進めている特色ある取り組みであり、心の健康づくりの視点を取り入れた自殺予防プログラムとして位置づけられています。専門的な支援のノウハウを教育現場に生かすことを目的としており、子どもたちがストレスに気づく方法や、困ったときに相談できる先を知ることの大切さについて、事例を交えながらわかりやすく学んでいます。
具体的な事例を紹介しますと、文部科学省から出されている手引き「子どもに伝えたい自殺予防(学校における自殺予防教育導入の手引)」をベースに、右の図のような学習内容を行っています。
これらの内容について、本町のスクールソーシャルワーカー(SSW)による講義などから学ぶとともに、傾聴のスキルのペアワークなどを体験しています。

◆友達のSOSを受け止めて、信頼できる大人につなぐ
自殺に追い詰められる子どもは多くの場合、親や教師ではなく、同世代の友人にその気持ちを打ち明けます。しかし、打ち明けられた子どももどのように対応したらよいか分からずに、適切な対処ができないまま最終的な悲劇が起きる可能性があります。そうした事態を未然に防ぐためのスキルや考え方、対処法などを学ぶことは非常に有効だと考えられています。ペアワークでは、友達の気持ちを受け止めること、また、SOSを出し合える人間関係づくりの大切さについて、体験的に学んでいます。

◇キーワードは「きょうしつ」
き:気づいて
よ:よく聴いて
う:受けとめて
し:信頼できる人に
つ:つなげる

◆電話などでの主な相談窓口 ~ひとりで悩まず、相談しよう~
◇いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)
毎日 午前10時から午後10時…【電話】0570-783-556
毎日 午後4時から午後9時、毎月10日 午前8時から翌日午前8時…【電話】0120-783-556
【URL】https://www.inochinodenwa.org

◇チャイルドライン(NPO法人 チャイルドライン支援センター)
18歳までの子どもがかける電話です。チャットでの相談も受け付けています。
毎日 午後4時から午後9時【電話】0120-99-7777
【URL】https://childline.or.jp/index.html

◇別海町の相談窓口
・別海町教育委員会(子どもホットライン)
平日 午前9時から午後5時【電話】0153-75-0005

・町民保健センター
平日 午前9時から午後5時【電話】0153-75-0359

◇北海道の相談窓口
・こころの健康相談統一ダイヤル
平日 午前9時から午後9時
土曜日、日曜日、祝日 午前10時から午後4時
【電話】0570-064-556

・中標津保健所
平日 午前8時45分から午後5時30分【電話】0153-72-2168

問合せ:教育委員会【電話】0153-74-9274