文化 「北矢臼別火の見櫓(やぐら)の半鐘」「矢臼別小学校跡」を別海町歴史文化遺産に認定

◆「北矢臼別火の見櫓(やぐら)の半鐘」と「矢臼別小学校跡」を別海町歴史文化遺産に認定
「北矢臼別火の見櫓の半鐘」と「矢臼別小学校跡」を、別海町歴史文化遺産に認定しました。
「北矢臼別火の見櫓の半鐘」は、1928(昭和3)年頃に北矢臼別地区に設置された火の見櫓の半鐘で、火の見櫓解体後も半鐘は現在に至るまで矢臼別地区で大切に保存され、矢臼別会館の敷地に野外展示されています。戦時中の金属供出によって失われた半鐘も多い中、矢臼別地区の歴史を伝える貴重な物証です。
矢臼別小学校は、1928(昭和3)年、矢臼別原野15線61番地に西別尋常小学校所属矢臼別特別教授場として開校し、1930(昭和5)年に矢臼別尋常小学校、1947(昭和22)年に矢臼別小学校に改称しました。
1972(昭和47)年に西別小学校に統合されて閉校し、跡地に北矢臼別会館が設置されました。「矢臼別小学校跡」は、521名を数える卒業生の思い出の場所です。
「別海町歴史文化遺産」は、応募者や地域の人たちの思い入れや由来などを重視して遺産として認定するもので、申請の受付は随時行っています。詳しくは郷土資料館までお問い合わせください。

問合せ:郷土資料館【電話・FAX】0153-75-0802