くらし 郷土資料館からのお知らせ

◆特別展「終戦80年~戦争とべつかい」
太平洋戦争の終結から80年が経過し、先の大戦を記憶している人たちも年々減りつつあります。町内に残る戦争遺産の紹介や戦争に関わる資料を展示公開し、戦時下の別海の様子をご紹介します。
期間:6月16日(月)から9月29日(金)
場所:別海町郷土資料館 第2展示室

◆別海町指定文化財の追加指定について
昨年4月に野付半島沖でホタテ漁中に発見されたマンモスゾウの臼歯化石を、令和7年4月18日付けで町指定文化財「野付半島沖マンモスゾウ化石群」に追加指定しました。
年代測定をしたところ、約4万2000年から4万1000年前であることが判明しています。最終氷期にマンモスゾウがこの地に生息していたことを示す大変貴重な天然記念物です。
これにより、野付半島沖マンモスゾウ化石群に指定した化石は4個になりました。
別海町郷土資料館で展示していますので、ぜひご覧ください。

◆別海町文化財保存活用支援団体の指定について
別海町教育委員会は、令和7年4月24日付けで特定非営利活動法人別海町文化財ネットワークを別海町文化財保存活用支援団体に指定しました。
文化財保存活用支援団体とは、行政と民間が円滑に連携しながら文化財の保存・活用に取り組むためのパートナーシップを形成し、民間団体を文化財保存・活用に関する各種施策の実施主体として位置付けたものです。この仕組みにより、地域の多様な主体が連携し、文化財の継承に積極的に取り組むことが期待されています。

問合せ:郷土資料館【電話・FAX】0153-75-0802