- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道別海町
- 広報紙名 : 広報別海 2025年11月号
◆「ぐっすり眠れていますか?」
良い睡眠には、量(時間)と質(休養感)が大切です。高齢者の睡眠時間は長すぎても短すぎても健康を害する原因になってしまいます。よい睡眠のために日常生活に取り入れられることから始めてみませんか。
◇長時間寝床で過ごすのはやめましょう(8時間以内を目安に)
・必要な睡眠時間は年齢を重ねるごとに短くなっていきます。眠くなったら寝床に入り、目が覚めたら寝床から出るよう心がけてみてください。
・寝床で過ごす時間が長すぎると、睡眠休養感(朝目覚めたときに感じるすっきり感)が下がり、日中の眠気が強くなる可能性があります。
◇寝室はなるべく暗く、心地よい温度に調整しましょう
・寝室の温度は季節に応じて、眠りを妨げない程度に調整してみてください。
・日中はできるだけ太陽の光を浴び、寝室は無理のない範囲で暗くして、体内時計を整え、昼夜のメリハリをつけましょう。
◇日中は長時間の昼寝を避けて、運動習慣を取り入れましょう
・昼寝は午後の早い時間に30分以内でとどめましょう。
・日中はしっかりと体を動かすことを心がけてください。
・規則正しい食事で体内時計を整えましょう。
◇カフェイン・飲酒・喫煙を控えましょう
・夕方以降のカフェイン摂取、飲酒、喫煙は睡眠の妨げになるため控えめにしましょう。
・1日のカフェイン摂取量が多いと、午前中に摂取した分でも夜の睡眠に影響することがあります。
・寝酒の習慣は、かえって眠りの質を悪くしてしまいます。
※睡眠習慣を改善しても眠りの問題が続く場合は、医療機関にご相談ください。
参考文献:厚労省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
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