子育て 標高生による防災講座 特別編

執筆者
今村朱夏(いまむらあかな)さん(標津高等学校3年)

私は、2025年7月下旬に北陸地方で防災研修を受けてきました。その中でも、特に印象に残っているのは、新潟県長岡市の旧山古志村で語り部である関さんから聞いたお話です。
山古志村は、地震の被害で村のいたるところで地すべりが起き、ライフラインが途絶え、集落が孤立してしまったそうです。その後、全村避難を行い避難所生活が始まりました。避難所では、仕切りが少なかったため、プライバシーがなく辛かったそうです。しかし、普段からご近所さんと常にコミュニケーションを取っていたおかげで、お互いに助け合い、避難所生活を乗り切ることができたと言っていました。また、避難所生活中、当時の村長は子どもたちをヘリコプターに乗せて、被害を受けた山古志村を上空から見せたそうです。子どもたちは村の状況を見てショックを受けていたようですが、村に帰りたいという強い思いを持ったそうです。
今回の研修で、私も地域の方々とのコミュニケーションが大切であるということに、改めて気づかされました。研修先で出てきた「自助」・「共助」・「公助」の3つのキーワードのうち、「共助」がこれに当たると思います。山古志村でも、地域によって救助(公助)が遅れたということでした。まずは、自分の身を守り、備える「自助」、そしてご近所同士助け合う「共助」が必要不可欠であることがわかりました。この文章を読んで、少しでも「自助」(備え)の行動を始めてくれたら嬉しいです。