- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道羅臼町
- 広報紙名 : 羅臼町広報誌「魚の城下町」〜みんなが主役のまち〜 2025年9月号
町では協働のまちづくりを推進しています。
ここでは、町民や団体が自らの意思で「協働のまちづくり」を実践している方々を中心に取り上げ掲載して行きたいと考えています。みなさんも「協働のまちづくり」にご参加ください!
■7月27日(日)
▽外国人材スポーツ交流会
町内で外国人を雇用する事業者を中心に構成された実行委員会の主催により、羅臼町で働く技能実習生や特定技能人材の外国人を対象とした交流会が開催されました。漁業、水産加工、介護・福祉など多様な業種で活躍するインドネシア・ベトナム・フィリピン出身の47名が国境を越えた温かなひとときを共有しました。
あいにくの霧雨により予定していたパークゴルフは中止となりましたが、春松小学校の体育館でフットサルやバドミントンで汗を流しました。その後、知松会館に移動しての食事会ではビンゴ大会が開催され、豪華景品が当たるたび歓声が沸き起こるなど、会場は大いに盛り上がりました。
国や言葉が違っても笑顔は同じ。羅臼町のなかでみんなが気持ちよく過ごせる関係づくりを大切にしていきましょう。
■7月28日(月)・8月7日(木)
▽長寿のお祝い
7月28日に堺節子さん、8月7日に吉田菊江さんが100歳を迎えられ、羅臼町より祝状と記念品が贈呈されました。お誕生日おめでとうございます。これからも元気いっぱいに長生きしてくださいね。
■8月18日(月)
▽北方四島羅臼洋上慰霊
羅臼町と千島歯舞居住者連盟羅臼支部の共催により、故郷の島々に眠る先祖を船から供養する洋上慰霊が、羅臼沖で行われました。
当日は晴天で風が強く観光船は国後島との間の中間ラインまで行くことは叶いませんでしたが、元島民2世や関係者含む24人は国後島方面へ黙とうをささげ手を合わせました。
ロシアによるウクライナ侵攻の影響で北方四島との交流事業などが見送られていますが、今後も北方領土への思いを次世代につなぎ平和と交流の再開を強く願い続けてまいります。
■8月19日(火)~21日(木)
▽知床未来中男子ソフトテニス部全国大会出場!
「令和7年度北海道中学校体育大会第46回北海道中学ソフトテニス大会」にて、知床未来中学校男子ソフトテニス部が団体準優勝を果たしました。これにより、創部以来初となる男子団体での中体連全国大会出場が決定。8月19日(火)から熊本県で開催された「全国中学校体育大会第56回全国中学校ソフトテニス大会」の北海道代表として出場しました。
全国大会初戦の相手は、秋田県代表・白神JSTC。3年生ペアの一組は3ゲーム先取されながらも粘り強く追いつき、ファイナルゲームに持ち込む白熱の展開を見せましたが惜しくも敗退。もう一組の3年生ペアも、3ゲームを取られた後に2ゲーム連取する健闘を見せましたが、4-2で破れました。2年生ペアも果敢に挑みましたが、4-0で敗退。結果として、知床未来中学校は3-0で1回戦敗退となりました。
3年生にとって最後の試合となる中体連。全国出場という目標に向かい、伏見コーチの指導のもと選手たちは日々の練習と試合に励んできました。そして迎えた全国の舞台。チーム一丸となって挑み、持てる力をすべて出し切った姿は、本当に素晴らしく感動と誇りを与えてくれました。これからのさらなる活躍を心より楽しみにしています。
■8月30日(土)・9月2日(火)・5日(金)・8日(月)・11日(木)・14日(日)
▽飛んでクルーズ北海道~にっぽん丸最後の寄港~
商船三井クルーズの「にっぽん丸」が、小樽~利尻~羅臼と巡る「飛んでクルーズ北海道」のツアーで今年も羅臼港へ寄港しました。今年は昨年より1回多い6回の寄港予定でしたが、最終日は荒天のため寄港できませんでした。
それでも5回にわたり、羅臼小学校、春松小学校の5・6年生・一般の方が船内の見学を行いました。
平成25年から羅臼町に寄港を続け、令和2年・令和3年はコロナ過で中止になりましたが、船内見学などを通じて私たちに感動と賑わいを与えてくれた「にっぽん丸」。すでに羅臼の風物詩として定着し、特別な存在である客船ですが、令和8年5月10日をもって引退することが決まり、今回が最後の寄港となりました。
13年にわたり羅臼町に寄り添ってくれた「にっぽん丸」に感謝と敬意を込めてお別れを伝えます。ありがとう、「にっぽん丸」そして、お疲れさまでした。
