くらし 令和7年度 三戸町予算
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- 発行日 :
- 自治体名 : 青森県三戸町
- 広報紙名 : 広報さんのへ 令和7年5月号
令和7年3月の町議会定例会において、令和7年度当初予算が可決されましたので、その内容について紹介します。今後も持続可能な財政基盤を確保していくため、経常経費の見直しによる節減合理化に努め、町に今必要な施策を確実に実施できるよう、施策の選択と集中による予算配分の重点化を行い、限られた財源の有効活用を図りました。
◆歳入
◆歳出(性質別)
◆歳出(目的別)
歳出(性質別)では、三戸中央病院への繰出金等が含まれる補助費等が19億6,099万円となっており、全体の28.3%を占めています。また、子どもや障がいのある人の医療費等が含まれる扶助費が8億6,500万円となっており、全体の12.5%を占めています。
歳出(目的別)では、教育費が6億3,494万円で入学祝い金支給事業や高校就学支援金などにより、前年度と比べて4,695万円の増額となっています。
◆各会計予算規模
一般会計予算は69億3,755万円で、消防団屯所整備事業費、子育て支援金、修学旅行費補助金などの増加により、前年度と比べて4億5,095万円の増額となりました。
◆各会計町債残高の見込み
全ての会計において町債償還額が町債発行額を上回っているため、残高の減少が見込まれます。
◆令和7年度主な事業
○町道改良舗装事業 1億717万円
下モ原下村中線他町道4路線の測量設計、改良舗装工事を実施します。
○橋梁長寿命化修繕事業 7,286万円
沢田橋、田畑橋の補修工事を実施します。
○学校給食費無償化事業 3,714万円
町内にある小学校、中学校および高校に通学する児童・生徒の学校給食費を引き続き無償化します。
○消防団屯所整備事業2,761万円
三戸町消防団第15分団(蛇沼)屯所の新築工事を実施します。
○子ども医療費助成事業 2,472万円
高校生までの入院・通院費の助成を行います。
○11ぴきのねこのまちづくり事業 1,359万円
ラッピングバス・電車の運行、石像や街灯フラッグの制作などを行います。
《新規・拡充事業》
○アップルドームトレーニング機器更新事業 500万円
アップルドームのトレーニング機器を更新します。
○避難所用備品購入事業 454万円
アップルドームのアリーナに冷風機を導入します。
○子育て支援金支給事業 1,510万円
1歳から5歳までの子どもを養育している世帯に対し、子ども1人あたり10万円を支給します。
○入学祝い金支給事業 1,490万円
小学校、中学校、高校入学時に児童1人につき10万円を支給します。
○修学旅行費補助金 924万円
小中学生の修学旅行費に対して補助金を交付します。
○高校就学支援金支給事業 835万円
町外の高校に通う生徒に対し、通学費等を支援します。
○防災行政無線個別受信機整備事業 792万円
関根川原地区などの希望する高齢者世帯に対し、防災行政無線の個別受信機を貸与します。
○習い事応援事業費補助金 486万円
小中学生のスポーツクラブや学習塾などの習い事費用に対して、補助金を交付します。
○スモールビジネス支援事業費補助金 200万円
空き店舗に新規出店する際の改修費用等に対して補助金を交付します。
○QOL健診事業 78万円
弘前大学が開発した即日2時間で測定・結果通知・健康教育までを完結させる「QOL健診」を実施します。
○生ごみ減量化チャレンジ事業費補助金 50万円
ごみ排出量削減のため、生ごみ乾燥機などの購入費に対して補助金を交付します。
『町道の補修工事を実施し、地域住民の生活環境の向上を図ります。』
『学校給食費を引き続き無償化し、子育てを支援します。』
『11ぴきのねこを活用した様々な事業を展開し、交流人口および関係人口の拡大を図ります。』
『防災行政無線の個別受信機を貸与し、安心・安全な地域づくりを目指します。』
『習い事にかかる費用に対して補助金を交付し、子どもたちの活動を応援します。』
◆町民一人あたりの支出は…797,500円
住民基本台帳人口(令和7年3月末)8,699人
○民生費197,000円
子どもから高齢者、障がいのある人たちの福祉のために
○公債費76,000円
建設事業などを行う際に借り入れた町債の元金と利子の償還金
○農林水産業費36,900円
農業の支援や振興、土地改良のために
○総務費152,000円
広報や財産管理、企画、地域振興、選挙、交通安全対策などのために
○教育費73,000円
学校教育や生涯教育、保健体育のために
○消防・商工費など55,900円
消防活動や商工業振興、その他災害復旧事業のために
○衛生費142,000円
保健衛生や環境衛生、ごみ処理などのために
○土木費64,700円
道路建設や維持補修、町営住宅の管理などのために