くらし おうちで作れる三戸の郷土料理 第37食

◆よもぎもち
よもぎは「健康に良い薬草」として重宝され、特にこの時期の軟らかい新芽でつくる餅は、独特の香りと若草色が春の風物詩として昔から食べられてきました。

☆材料《32個分》
・米粉(うるち6:もち4)1Kg
・水飴(少々)
・よもぎ(450~500g)
※新芽を茹でミキサーで粉砕し冷凍しておく
・塩(少々)
・熱湯(700cc)
◎あんこ
・小豆(400~500g)
・砂糖(500g)
・水(適量)

◎生地を作る
(1)米粉に塩を混ぜ、熱湯700ccを加えて、耳たぶくらいの固さになるまでこねる。
(2)鍋に湯を沸かし、(1)を茹でる。浮き上がってから5~7分程度茹で、水に取り冷ます。
(3)(2)の生地とよもぎ、水飴を混ぜ、こねる。
(4)生地を50~60gにちぎり、丸めて伸ばす。中心にあんこ30gを入れて、包み丸める。

◎あんこを作る
(1)小豆は洗って水に浸す。
(2)鍋に小豆と水を入れて煮る。煮立ったら、一度水を捨てる。
(3)(2)に、水を入れて煮る。小豆が軟らかくなったらザルにあげて、木しゃもじでつぶす。
(4)(3)を布袋に入れて、ボウルに水を入れて中でよくもむ。上澄みを捨て、沈んだものに砂糖を加えて煮詰める。

《ポイント》
生地にツヤが出るまで茹でる。
※引用「伝えたいさんのへの郷土料理の味厳選郷土料理60品」