しごと ナシテ?イワテ、ダガラ!イワテ

岩手の誇る文化、自然、食材、そして人。だから、私は岩手が好き!
それぞれの情熱が架け橋となり、岩手の魅力を全国・世界へ届けています。

南 辰典(みなみ たつのり)さん
プロフィール
洋野町出身。富士大学卒業。関東の貴金属メーカーで営業職を経て、東日本大震災津波の発生を機に、岩手へユーターン。2021年2月株式会社ミナミ食品の代表取締役に就任。

■ゆばスープを通じて岩手の魅力を世界に発信
洋野町から、県産大豆と北三陸の天然水を使った「ゆば」関連製品の製造・販売で、岩手の魅力を世界へ届けようと挑戦し続けているのは、株式会社ミナミ食品代表取締役の南辰典さん。
「東日本大震災津波という未曾有の状況で、整然と復興に取り組む被災地の方々の姿に世界中から称賛の声が上がりました。その時、私は岩手で生まれ育ったことを誇りに思うと同時に、岩手の素晴らしい文化や素材を世界に発信したいと思ったのです」。その後、南さんは周囲の協力を得ながら3年かけて市場調査を行い、今年1月にニューヨークに子会社を設立。「県産わかめやこんぶなど地域の素材の力を借りて、自社のゆばにスープとして組み合わせることで、地域の魅力を海外に発信。多くの方に届けたいと思っています」と南さん。また、ゆばスープを販売することで、生産者へも還元したいと話します。
「海外の方にも、ゆばスープを通じて、岩手の魅力を感じてもらい、岩手の文化に触れてみたい、興味を深めてみたいと感じる方が一人でも増えてくれるとありがたいです」と南さん。地元に根差しながら世界へ歩みを進めています。

写真が3枚あります。
1枚目:会社の第二工場の前に立つジャケットを着た南さんです。
2枚目:サマーファンシーフードショー2024(ニューヨーク)
試食している来場者に説明をしている様子の南さんです。
3枚目:ハサップなど食品衛生管理の国際基準を取り入れた第二工場
シルバーの屋根の部分と黒い屋根の部分がくっついた構造の建物です。工場の周りは緑の木々が茂り、芝生が植えられています。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。

株式会社ミナミ食品
九戸郡洋野町大野55-38-8
【電話】0194-77-3003
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インタビュー動画をサイトで公開中のいわてグラフ専用サイトの二次元コードがあります。
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