スポーツ 市制施行20周年記念 第10回久慈あまちゃんマラソン大会

9月28日、第10回目を迎えたあまちゃんマラソン大会が開催されました。参加者は過去最多の1628人。北海道や熊本、オーストラリアなど全国から集まったランナーが、秋晴れの空の下、潮風を背に海沿いのコースを走りました。
MCはよしもと岩手住みます芸人のアンダーエイジ。ゲストランナーには、パリ2024パラリンピック競技大会トライアスロン競技に出場した米岡聡(よねおかさとる)選手と競技パートナーで大船渡市出身の寺澤光介(てらさわこうすけ)選手、市出身で第95回箱根駅伝出場の中村拳梧(けんご)さんを迎えました。沿道からは市内中学校、高等学校吹奏楽部の演奏やチアダンスチームCherish(チェリッシュ)のダンスがランナーを後押し。沿道に立つ人も多く、温かい声援が送られました。

■記念講演会を開催
マラソン大会の前日27日、ゲストランナーの米岡選手と寺澤選手を講師に迎え、講演会を開催しました。テーマは「共生型社会とスポーツ」。対談形式で、体を動かしたいという思いからパラスポーツにつながったきっかけや競技への向き合い方などを語りました。
米岡聡選手は「障害の有無や性別、年齢に関わらず、やりたいと思ったら気軽にスポーツをやれる社会が理想。挑戦することで人とつながり、見える景色や世界が変わります。やりたいと思ったらぜひチャレンジしてみてください」と思いを伝えました。

■地元で楽しく走れた
○ゲストランナー 中村拳梧さん
海外の人や日本各地から訪れた人とコミュニケーションをとり、わくわくしながら走りました。こうして生まれ育った地元がにぎわい、自分も大会に参加できて楽しかったです。

■温かい雰囲気が好き
○第1回から毎回参加 小笠原勝則(かつのり)さん
沿道からの応援が多く、生徒の吹奏楽やチアなどがコース中にあって力になります。ランナーも楽しく走っていて、大会の温かい雰囲気が好きです。これからも参加したいです。