- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県一関市
- 広報紙名 : 広報いちのせき「i-Style」 令和7年3月号
■年中行事ともち
長い歴史の中で人々の暮らしとともに多彩な食べ方を工夫してきた一関地方のもち食文化。餅といえば正月のイメージですが、当地方では年中行事に合わせて餅をつく機会が多くあったといわれています。
例えば、3月3日の桃の節句にひしきり餅やよもぎ餅(草餅)を食べ、また、春彼岸には、先祖の供養のために仏壇に餅を供え、小豆餅やくるみ餅などを食べていたとされています。
季節や人生の節目に餅をついて、自然や神仏に感謝し、平安無事を祈る習慣が今日のもち食文化に結び付いています。
問合せ:
本庁観光物産課【電話】21-8415
一関もち食推進会議 事務局(一社)世界遺産平泉・一関DMO【電話】34-5345