- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県洋野町
- 広報紙名 : 広報ひろの 2026年2月号
■漁業振興への取り組みが評価
「いわて農林水産躍進大会」(いわて農林水産振興協議会・県主催)は12月23日、盛岡市で開かれました。
同大会は、意欲ある担い手の育成と地域の特性を生かした産地づくりの推進、活力と潤いにあふれた地域づくり活動や女性による農山漁村の活性化につながる取り組み、生産者の経営意欲を喚起することを目的に、毎年開催されています。本町からは、これまでの漁業振興への取り組みが評価され、畑川吉松(きちまつ)さん、吹切秋則(あきのり)さん、浜谷圭佑(けいすけ)さんが受賞。3人は1月7日、種市庁舎を訪れ、岡本正善町長に受賞の喜び報告しました。
最高賞の「岩手県農林水産業表彰」を受賞した畑川さんは、平成7年から小子内浜漁業協同組合理事、平成16年から同組合長を歴任。近隣漁協と連携した餌料用コンブの供給体制確立や、ウニの身入りの改善、殻付きウニの出荷期間延長などの取り組みが評価されました。畑川さんは「漁民の生活を守るという信念を持って取り組んできた。新型コロナウイルス感染症の影響など厳しい時期もあったが、皆さんの協力のおかげで乗り越えられた」と、これまでの活動を振り返り、感謝の気持ちを語りました。
「意欲ある担い手賞」を受賞した吹切さんは、採介藻漁業や漁船漁業をなりわいにし、平成26年に岩手県漁業士に認定。漁業士として、県内外の新技術の地域への普及や、県漁業士会理事として、本県水産業の発展に寄与したほか、地域の小中学生を対象とした漁業体験指導などの取り組みが認められました。
「明日を拓く担い手賞」を受賞した浜谷さんは、採介藻漁業や漁船漁業のかたわら、多様な地域資源を活用し、漁業所得向上や経営の安定化につながる取り組みを積極的に推進。また、SNSを活用し「漁業の楽しさ」を広範囲にPRしてきた取り組みが評価されました。
吹切さんは「地元漁業の発展と、後輩漁師の育成のために取り組んできた。これからも手本となる漁師として頑張りたい」と意欲を語り、浜谷さんは「前例のない取り組みを手探りで進めてきた。今回の受賞で、これまでやってきたことが間違いではないと認められてうれしい」と笑顔を見せました。
