- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県洋野町
- 広報紙名 : 広報ひろの 2025年4月号
町内の学校や各種団体などで行われた催しなどを紹介します。
■ヒロノットで謎解きイベント 建物内を巡り暗号解読
地域おこし協力隊の山岸智也(ともや)隊員が企画した謎解きイベント「ヒロノットの爆弾を解除せよ」は2月15、16の両日、ヒロノットで開催され、町内外から約110人が参加しました。
「やさしめ」と「むずかしめ」の難易度が用意され、参加者は建物内に散りばめられたヒントをもとに、文字の並び替えやイラストの暗号を解読しながらクリアを目指し、家族や友人と頭をひねり楽しみました。
初回の「やさしめ」コースで最初にクリアした金澤莉央(りお)さん(11歳)は「難しかったけど、お父さんの力を借りずクリアできて良かった」と充実した表情を見せました。
■北いわて地域おこし協力隊活動発表会in洋野 隊員の取り組みに理解
「北いわて地域おこし協力隊活動発表会in洋野」(町・県北広域振興局主催)は3月2日、町民文化会館で開催され、約130人が来場しました。
会場では、町で活動する現役協力隊員の活動発表や、洋野町・一戸町・青森県田子町の地域おこし協力隊OB・OGによるトークセッションが行われました。隊員が制作した作品の展示や販売が行われたコーナーもにぎわいを見せ、来場者は地域おこし協力隊の活動を身近に感じながら、各隊員の取り組みに理解を深めました。
■角浜小で「角浜駒踊り引継ぎ式」 伝統の本駒を5年生へ
角浜小(吉田誠毅(せいき)校長・児童26人)が2月28日、「角浜駒踊り引継式」を行いました。
角浜駒踊り保存会の太鼓や笛の音に合わせ、小学校生活最後となる駒踊りを力強く舞った6年生は「全校の見本となるような踊りを見せていってください」のエールとともに、馬をかたどった衣装の「本駒」を5年生に引き継ぎました。
高橋穂希(ほまれ)さん(5年)は「6年生のようにかっこよく、キレのある踊りをしたい」と意気込み、大村萌華(めいか)さん(6年)は「これからも本物の馬のようなかっこいい駒踊りをしてほしい」と期待を込めました。
■種市高でセミナー 再エネ学び温暖化対策
種市高(伊藤俊也(としや)校長・生徒88人)で2月17日、再生可能エネルギーの普及啓発セミナーが開かれました。
町と「地域脱炭素の実現に向けた連携に関する協定」を締結している、東光電気工事(株)の社員が、カーボンニュートラルの概要などを説明。生徒たちは身近な地球温暖化対策を話し合ったほか、洋野角浜太陽光発電所で太陽光発電の仕組みを学び、再生可能エネルギーの必要性について知見を深めました。
■促成栽培たらの芽目揃え会 山菜の技術向上へ意欲
町山菜栽培研究会(下川原重雄(しげお)会長)は2月27日、グリーンヒルおおので「促成栽培たらの芽目揃え会」を開催しました。
目揃え会には会員ら約20人が参加。久慈農業改良普及センターの職員などから、タラノメとウルイの栽培管理のポイントを学びました。また、下川原会長が自身のほ場を案内し、長年の栽培経験を基に実践的な栽培方法を解説しました。
この日はグリーンヒルおおのが考案した山菜料理の試食会も行われ、一足早く春の味を堪能した会員らは、栽培技術向上へ意欲を高めました。
■自衛隊への入隊を報告
「町自衛隊入隊予定者激励会」(町自衛隊協力会主催)は2月26日、種市庁舎で行われ、上小路魁里(かいり)さん、岡本宏哉(ひろや)さん、金澤稀羅(きら)さん、中村昇太(しょうた)さんが岡本正善町長へ入隊の報告に訪れました。
岡本町長は「家族や友人が皆さんを応援していることを忘れずに、頑張ってください」と激励し、町自衛隊家族会の萬德福治(ふくじ)会長から記念品が贈呈されました。
中村さんは「地元を離れる不安はあるが、新しい環境に慣れて努力を重ねていきたい」と意気込みました。
■食の匠の郷土料理に舌鼓
「ひろのの味を楽しむ会〜洋野町の郷土料理を知ろう〜」(町観光協会主催)は2月22日、はまなす亭番屋で開かれ、町内外から22人が参加しました。
「岩手県食の匠」に認定されている町内の7人が、ひえ飯・鯨汁・湯葉刺しなど7品を腕によりをかけて調理し、食材やレシピを説明し料理を振る舞いました。参加者は説明に耳を傾けながら、地域に伝わる郷土料理を味わい理解を深めました。
間澤結衣(ゆい)さん(16歳)は「鯨汁の油が独特だったけど、赤味噌の風味が祖母が作る味噌汁みたいで懐かしかった」とひろのの味に舌鼓を打ちました。