くらし 地域おこし協力隊員活動報告 No.101

■同じ食材でも調理法が変われば異なる国の料理になる
こんにちは。香港出身のトム・ウォンです。昨年度、生涯学習課のご協力で、5月と11月に香港料理教室を開催し、約30人の方にご参加いただきました。また、戸類家地区でも料理教室を開催し、参加者の皆さんから「食べたことのない味だけどおいしい!」と、うれしい感想をいただき、とても励みになっています。
私は「同じ食材でも調理法が変われば、異なる国の料理になる」ということを、町の皆さんに伝えたいと思っています。料理教室で使用したレシピはネットで公開しており、二次元コードを読み取ると簡単にアクセスできますので、ぜひご自宅で作ってみてください(作り方の動画も投稿予定です)。
また、東北地方を訪れる海外からの観光客は、今後さらに増えると思います。そこで、少しでも訪れやすい環境を整えるため、はまなす亭のご協力のもと、メニューとゲストハウスのウェブサイト案内を、香港・台湾などで使用されている「繁体字」に翻訳しました。
今年1月には「番屋DAY」で香港料理を提供し、その際の料理をベースに、はまなす亭の食材を活かした香港風メニューを考案しました。その一つである「烏賊炒麵(イカチャオミン)」は、4月から毎日10食限定で提供されています。ぜひ食べてみてください!
(町地域おこし協力隊・食を通じた関係人口創出推進員　トム・ウォン)